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政府/三越伊勢丹、ローソン、カスミなど新型ウイルス「ヒアリング」

2020年03月23日 17:00 / 行政

内閣府は3月21日、第3回「新型コロナウイルス感染症の実体経済への影響に関する集中ヒアリング」を開催した。

集中ヒアリングは、短期間のうちに、感染拡大によって影響を受けている分野を中心に、幅広い有識者を集め、地域・現場の声を聞く取り組みで、3月19日第1回「フリーランス・個人」、3月20日第2回「飲食」を開催している。

第3回は、「中小企業、小売」を対象としたヒアリングを開催した。今回、赤松憲日本百貨店協会会長(三越伊勢丹ホールディングス代表取締役会長)、小濱裕正日本チェーン協会会長(カスミ取締役会長)、竹増貞信日本フランチャイズチェーン協会常任理事(ローソン代表取締役社長)が出席した。

そのほか、三村明夫日本商工会議所会頭、森義久全国商工会連合会会長、森洋全国中小企業団体中央会会長、西村貞一日本商工会議所中小企業委員長、辰野邦次全国商店街振興組合連合会理事長が出席した。

<第3回集中ヒアリング>
第3回集中ヒアリング
出典:首相官邸ホームページ

安倍晋三総理は、「安倍政権としては、雇用を守り抜いていくという決意で臨んでいるところでございます。何とか、今この非常に、活動自体を絞る要請をしているわけでございますので、これは当然、経済も停滞していくことになるわけでございますが、なんとかその間もですね、皆様方にも頑張っていただいて雇用を維持していただきたいと思いますし、その雇用を維持するための我々も知見をしっかりとしていきたい」。

「その上においては、まず当面は感染症防止、そして克服に全力を尽くしていくわけでありますが、その先にはしっかりと思い切った経済対策を打つことによって、日本をV字回復させていきたいと考えているところでございますが、その上におきましても、皆様方から正に現場の声を、今日お伺いしたいと思っております」。

「政策自体がニーズに合ったものかどうか、あるいは皆様方はどういう点で困っておられ、またどういう政策を求めておられるか、ということについて、率直な御意見を賜りたいと、こう思います」。

「その上において、今経済に打撃を受けているわけでありますが、この打撃、マグニチュードに見合うだけ、必要十分な思い切った巨大な経済政策をしていきたい、それに皆様方の今日の御意見をいかしていきたい、このように思いますので、どうぞよろしくお願いします」とあいさつした。

政府からは、安倍総理のほか、麻生太郎副総理兼財務大臣、菅義偉内閣官房長官、西村康稔経済財政政策担当大臣兼経済再生担当大臣、高市早苗総務大臣、梶山弘志経済産業大臣、岸田文雄自由民主党政調調査会長、石田祝稔公明党政務調査会長が出席した。

第3回新型コロナウイルス感染症の実体経済への影響に関する集中ヒアリング

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