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ファストフード/5月マック15.2%増、ケンタ37.6%増、持ち帰り好調

2020年06月11日 16:00 / 月次

ファストフード3社が発表した5月の月次営業情報によると、既存店売上高は日本マクドナルド15.2%増、ケンタッキーフライドチキン37.6%増、モスフードサービスでは12.2%増となった。

マクドナルドは客数が大きく落ち込んだものの、持ち帰り、ドライブスルー、デリバリーの利用が増えたため、客単価が伸長し、売上高を伸ばした。

ケンタッキーフライドチキンは、持ち帰りが好調だったほか、客数も伸ばした。

■日本マクドナルド(2019年12月期:2817億円)
既存店の売上高15.2%増、客数20.7%減、客単価45.3%増となった。

全店売上高15.4%増だった。

5月は、既存店客数は大幅に減少したものの、既存店客単価は複数人数分の注文が多い持ち帰り、ドライブスルー、デリバリーの利用が増えたため、45.3%増となり大幅に伸長した。

政府の「緊急事態宣言」発表を受けて、「店内客席の終日利用中止」の対応をしておりましたが、政府の「緊急事態宣言」が解除されたため、「新しい生活様式」に対応した形で、利用可能なテーブルや椅子の間隔を空けるなどの準備が整った店舗から順次、店内客席の利用を再開した。

自治体から、営業時間短縮要請が出ている場合は、期間中は、要請対象時間は「店内客席利用中止」を継続している。

長年、好評の「チキンタツタ」に加え、新商品「チキンタツタ めんたいチーズ」、サイドメニュー「ひとくちタツタ」、夜マックには今年初登場し大きな支持をいただいた「ごはんバーガー」の新作「ごはんチキンタツタ」の4商品を販売した。

森永製菓の「森永ラムネ」との初のコラボレーション商品「マックシェイク 森永ラムネ」を販売した。

■ケンタッキーフライドチキン(2019年3月期:売上高743億円)
直営既存店の売上高37.6%増、客数6.5%増、客単価29.2%増

全店売上高22.2%増

■モスフードサービス(2019年3月期:売上高662億円)
既存店売上高12.2%増、客数14.2%減、客単価30.7%増

全店売上高10.5%増

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