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日本チェーンストア協会/4月は昨年の反動で食料品苦戦も衣料品・住関品堅調で売上6.0%増

2021年05月26日 10:40 / 月次

日本チェーンストア協会が発表した4月のチェーンストア販売概況(会員企業56社、1万1804店)によると、総販売額は1兆815億円(店舗調整後の前年同月比6.0%増)となった。

部門別の販売額では、食料品7269億円(3.2%減)、衣料品643億円(74.3%増)、住関品2293億円(16.2%増)、サービス28億円(37.3%増)、その他580億円(72.9%増)だった。

4月度は、政府がまん延防止等重点措置を実施したこともあり内食化需要はあるものの、昨年の反動の影響が大きく食料品は苦戦した。衣料品、住関品は堅調に推移し、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はプラスとなった。

農産品は、きゅうり、なす、ピーマン、筍、豆類、カット野菜など好調だったが、キャベツ、白菜、大根、人参、長ねぎ、ブロッコリー、きのこ類などは苦戦した。果物では、輸入ぶどう、すいか、メロン、キウイフルーツ、カットフルーツなどは良かったものの、りんご、バナナ、ドライフルーツなどは厳しかった。

畜産品は、牛肉、豚肉、鶏肉ともに苦戦。鶏卵、ハム・ソーセージも厳しかった。水産品は、刺身盛合せ、刺身、まぐろ、かつお、サーモン、いか、うなぎ、しらす、魚卵、貝類など好調だったものの、まあじ、たこ、塩蔵加工品、漬け魚、海藻類などは苦戦した。

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