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経産省/11月の商業動態統計、小売業は1.9%増の12兆7990億円

2022年01月05日 10:40 / 月次

経済産業省が発表した2021年11月の商業動態統計速報によると、商業販売額は48兆2490億円(前年同月比9.1%増)となった。

このうち卸売業は35兆4500億円(12.0%増)、小売業は12兆7990億円(1.9%増)だった。

<百貨店販売額・前年同月比増減率の推移>
百貨店販売額・前年同月比増減率の推移

百貨店・スーパーの販売額は1兆7075億円(1.7%増)で、百貨店は4975億円(7.5%増)、スーパーは1兆2099億円(0.4%減)となった。

百貨店の主力商品である衣料品は、身の回り品が16.2%増、婦人・子供服・洋品が11.1%増、紳士服・洋品が8.5%増、その他の衣料品が0.9%増となったため、衣料品全体では11.8%増だった。飲食料品は4.5%増となった。

その他は、食堂・喫茶が13.4%増、家庭用品が6.2%増、その他の商品が4.8%増、家具が0.9%増、家庭用電気機械器具が7.3%減となったため、その他全体では5.1%増だった。

<スーパー販売額・前年同月比増減率の推移>
スーパー販売額・前年同月比増減率の推移

スーパーの衣料品は、身の回り品が16.6%減、その他の衣料品が2.8%減、紳士服・洋品が1.4%減、婦人・子供服・洋品が0.4%減となったため、衣料品全体では3.7%減となった。スーパーの主力商品である飲食料品は、0.3%増となった。

その他は、家庭用電気機械器具が9.7%減、家庭用品が6.5%減、その他の商品が1.6%減、家具が16.0%増、食堂・喫茶が7.2%増となったため、その他全体では2.5%減だった。

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