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ファミリーレストラン/5月既存店すかいらーく14.6%増、サイゼリヤ12.8%増

2023年06月21日 10:10 / 月次

ファミリーレストラン主要4社が発表した5月の月次営業情報によると、既存店売上高はすかいらーく14.6%増、サイゼリヤ12.8%増、ジョイフル22.8%増、ロイヤルホスト12.3%増となった。

客数は、すかいらーく3.7%増、サイゼリヤ11.2%増、ジョイフル14.5%増、ロイヤルホスト9.5%増になっている。

客単価は、すかいらーく10.5%増、サイゼリヤ1.5%増、ジョイフル7.3%増、ロイヤルホスト2.5%増だった。

既存店売上高前年同月比 全店売上高前年同月比
すかいらーく 14.6%増 11.6%増
サイゼリヤ 12.8%増 11.8%増
ジョイフル 22.8%増 22.3%増
ロイヤルホスト 12.3%増

■すかいらーくホールディングス(2022年12月期:売上高3037億円)
既存店売上高14.6%増、客数3.7%増、客単価10.5%増、全店売上高11.6%増。

2019年比既存店売上高6.1%減。

ゴールデンウィーク期間は人出も多く好調。中旬から下旬にかけて売上はさらに上昇傾向だった。時間帯別に見ると、21時以降の売上が増加傾向にあり、 深夜営業再開に伴う店舗数の増加や、認知拡大の効果が出ている。

ブランド別では、全体的に回復しているが、特にしゃぶ葉が好調。黒毛和牛や牛たんなど期間限定メニューが好評で、想定以上の売れ行きで31日より一時販売休止している。立地別では、駅前店舗がほぼ2019年レベルまで回復した。

ガストの新メニューの冷たい麺やキッズラーメンが好調で、平日夜のお子様施策「キッズハッピーアワー」も話題になった。ジョナサンでは、盛岡冷麺や抹茶を使った和スイーツのフェアがスタートし、ワンコインの選べるアルコール&おつまみセットも好評だ。

このほか、深夜営業時間延長店舗は5月末時点で1738店に拡大。新ブランド「飲茶TERRACE『桃菜』」の4号店(川越新河岸店=埼玉県川越市)をオープンしている。

2023年5月度は新店1店(ガスト)、リモデル8店、業態転換4店(しゃぶ葉、むさしの森珈琲、La Ohana、桃菜)。グループ計2972店舗。

■サイゼリヤ(2022年8月期:売上高1442億円)
既存店売上高12.8%増、客数11.2%増、客単価1.5%増。店舗数1034店。

全店売上高11.8%増、客数10.4%増、客単価1.3%増。店舗数1059店。

休業1、閉店1だった。

「テークアウト客数=テークアウト売上高÷イートイン平均客単価」に基づき算出した客数を、テークアウトによる客数として加味している。

■ジョイフル(2022年6月期:売上高466億円)
既存店売上高22.8%増、客数14.5%増、客単価7.3%増。

全店売上高22.3%増、客数14.0%増、客単価7.3%増。

出退店0、店舗数合計563店。

■ロイヤルホールディングス(2022年12月期:外食事業535億円)
ロイヤルホスト
既存店売上高12.3%増、客数9.5%増、客単価2.5%増。

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