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すかいらーく/6月既存店売上高は12.1%増、客数0.9%増、客単価13.1%増

2023年07月07日 10:42 / 月次

すかいらーく(2022年12月期売上高:3037億円)が発表した6月の月次によると、既存店売上高は12.1%増、客数0.9%減、客単価13.1%増、全店売上高9.3%増だった。

月度 売上高 客数 客単価
全店 前年比 既存店 前年比 既存店 前年比 既存店 前年比
1月 19.6%増 21.6%増 10.0%増 10.6%増
2月 35.1%増 38.8%増 20.9%増 14.8%増
3月 23.3%増 26.6%増 11.9%増 13.1%増
4月 16.0%増 18.9%増 6.6%増 11.6%増
5月 11.6%増 14.6%増 3.7%増 10.5%増
6月 9.3%増 12.1%増 0.9%減 13.1%増

2019年比の既存店売上高は、8.4%減となっている。

6月中旬以降、売上がさらに回復。時間帯別では、ガスト既存店の22時以降の売上が営業時間延長の効果で2019年比70%にまで回復し、エリア別では、駅前・郊外立地を含め、全エリアで2019年比の既存店日商が90%以上に上る。

プロモーション面では、ガストは半額クーポンチラシのクーポン回収率が高く、客数に貢献。各種SNSでの拡散により利用者数が大幅に拡大した。加えて、全時間帯でのライス大盛り変更無料や、追加ミニハンバーグを1枚100円で提供することで回復した食事需要への対応をさらに強化している。しゃぶ葉は5月末から一時販売休止していた牛たんフェアを再開し、客数・客単価とも伸長。夢庵は夏野菜の天ぷらを使った商品が好評だった。

店舗面では、6月度はリモデル7店、業態転換5店(桃菜3店、八郎そば1店、La Ohana1店)。このほか、深夜営業時間延長店舗は6月末時点で1741店に拡大した。新ブランド「桃菜」の5~7号店をオープン(新所沢店、巣鴨店、北本店)し、週末の売上は各店舗1日当たり100万円を超えており、好調が継続。新ブランド「八郎そば」の2号店(南荻島店)をオープンし、ファミリー層が来店するなど、客層の広がりを見せている。

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