総合スーパー/1月はイオン1.3%増、PPIH5.5%増、ヨーカドー1.8%減
2024年02月28日 13:10 / 月次
流通ニュースがまとめた総合スーパー主要3グループの月次営業情報によると、1月の既存店売上(前年同月比)は、イオンリテール1.3%増、PPIH(国内リテール主要4社)5.5%増、イトーヨーカドー1.8%減となった。
<1月の実績>
社名 | 既存店売上高(前年同月比) | 全店売上高(前年同月比) | |
イオンリテール | 1.3%増 | 3.4%増 | |
PPIH | 5.5%増 | 5.9%増 | |
イトーヨーカ堂 | 1.8%減 | 1.2%減 |
■イオンリテール(2023年2月期:売上高1兆5956億円)
既存店1.3%増、全店3.4%増
総合小売事業のイオンリテールでは、子どもから大人まで幅広いお客が楽しめる企画を昨年より1.4倍の最大280企画に拡充した。お買得な「福カート」や「トップバリュ福袋」など展開を強化したほか、「超まぐろ入りお刺身盛り合わせ」や「彩り贅沢海鮮手巻き寿司」といった「ハレ型」のごちそうメニューを拡充した。結果、1月度の既存店売上高は19カ月連続で前年実績を上回った。部門別では、グロサリー、デイリー、デリカ、水産、農産が好調に推移し、食品売上高は既存店の前年実績を17カ月連続で超えた。また、旅行や帰省需要の伸びに対応した化粧品をはじめ、調剤やペット用品などが引き続き好調なヘルス&ビューティケアも23カ月連続で前年の既存店売上高を上回った。
■PPIH(2022年6月期:売上高1兆8312億円)
・国内リテール主要5社(ドン・キホーテ、長崎屋、UDリテール、橘百貨店、ユニー)
既存店売上5.5%増、客数0.1%増、客単価5.4%増、対象店舗数590店
全店売上高5.9%増、対象店舗620店
・ディスカウント事業(ドン・キホーテ、長崎屋、UDリテール、橘百貨店)
既存店売上高7.9%増、客数1.0%増、客単価6.8%増。家電製品6.5%増、日用雑貨品12.2%増、食品4.7%増、時計・ファッション用品9.3%増、スポーツ・レジャー用品13.4%増、対象店舗460店。全店売上高9.3%増、店舗数489店
・GMS事業(ユニー)
既存店売上高0.7%減、客数1.9%減、客単価1.2%増
衣料品0.1%増、住居関連品1.5%増、食品1.2%減
対象店舗数131店。全店売上高2.7%減、店舗数131店
■イトーヨーカ堂(2023年2月期:売上高6542億円)
既存店総売上高(SC計)1.8%減、商品売上3.5%減、客数3.5%減、客単価0.1%増、テナント1.9%増
全店総売上計1.2%減、うち商品売上2.5%減、テナント他1.6%増
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