総合スーパー/3月はイオン5.3%増、PPIH11.0%増、ヨーカドー0.2%増
2024年04月26日 13:40 / 月次
流通ニュースがまとめた総合スーパー主要3グループの月次営業情報によると、3月の既存店売上(前年同月比)は、イオンリテール5.3%増、PPIH(国内リテール主要4社)11.0%増、イトーヨーカドー0.2%増となった。
<3月の実績>
社名 | 既存店売上高(前年同月比) | 全店売上高(前年同月比) | |
イオンリテール | 5.3%増 | 5.3%増 | |
PPIH | 11.0%増 | 12.8%増 | |
イトーヨーカ堂 | 0.2%増 | 0.0% |
■イオンリテール(2023年2月期:売上高1兆5956億円)
既存店5.3%増、全店5.3%増
総合小売事業のイオンリテールでは、復興応援の一環として、過去最大の約270店舗で「福井・北陸フェア」を実施したほか、春の大型セール「超!春トク祭り」での予約販売会やお花見、行楽需要に対応したレジャー用品、新生活関連の商品等が好調に推移し、21カ月連続で既存店売上高が前年実績を上回った。食品では、グロサリー、デイリー、水産、農産、畜産の売上が好調で、既存店の前年実績を19カ月連続で超えた。お出かけ需要を捉えたヘルス&ビューティケアも25カ月連続で前年の既存店売上高を上回ったほか、住居余暇の既存店売上高も前年実績を上回り、伸長した。
■PPIH(2022年6月期:売上高1兆8312億円)
・国内リテール主要5社(ドン・キホーテ、長崎屋、UDリテール、橘百貨店、ユニー)
既存店売上11.0%増、客数3.1%増、客単価7.7%増、対象店舗数591店
全店売上高12.8%増、対象店舗619店
・ディスカウント事業(ドン・キホーテ、長崎屋、UDリテール、橘百貨店)
既存店売上高12.8%増、客数3.5%増、客単価9.0%増。家電製品9.5%増、日用雑貨品17.7%増、食品9.9%増、時計・ファッション用品13.2%増、スポーツ・レジャー用品18.8%増、対象店舗461店。全店売上高15.4%増、店舗数488店
・GMS事業(ユニー)
既存店売上高6.3%増、客数2.2%増、客単価4.1%増
衣料品0.4%減、住居関連品10.9%増、食品6.7%増
対象店舗数130店。全店売上高5.7%増、店舗数131店
■イトーヨーカ堂(2023年2月期:売上高6542億円)
既存店総売上高(SC計)0.2%増、商品売上2.0%減、客数2.1%減、客単価0.1%増、テナント4.7%増
全店総売上計0.0%、うち商品売上2.9%減、テナント他6.0%増
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