ファミレス／6月既存店すかいらーく16.1％増、サイゼリヤ31.9％増
2024年07月24日 15:48 ／ 月次
ファミリーレストラン主要4社が発表した6月の月次営業情報によると、既存店売上高は、すかいらーく16.1％増、サイゼリヤ31.9％増、ジョイフル16.4％増、ロイヤルホスト10.3％増だった。
客数は、すかいらーく8.0％増、サイゼリヤ24.7％増、ジョイフル8.9％増、ロイヤルホスト4.5％増となっている。
客単価は、すかいらーく7.5％増、サイゼリヤ5.7％増、ジョイフル6.8％増、ロイヤルホスト5.5％増となった。
| 既存店売上高前年同月比 | 全店売上高前年同月比 | |
| すかいらーく | 16.1％増 | 15.7％増 |
| サイゼリヤ | 31.9％増 | 29.9％増 |
| ジョイフル | 16.4％増 | 15.9％増 |
| ロイヤルホスト | 10.3％増 | – |
■すかいらーくホールディングス（2023年12月期：売上高3548億円）
既存店売上高16.1％増、客数8.0％増、客単価7.5％増、全店売上高15.7％増。
週末に十分な人員配置をしたことによる売上拡大効果もあり、父の日（16日）の売上が各ブランドで今年最高水準になった。
しゃぶ葉では、13～16日に実施した飲み放題999円キャンペーンによりアルコール需要を喚起。父の日当日は今年最高の売上高を記録している。
ジョナサンは、13日に導入した盛岡冷麺とかき氷が好調で客単価が増加。夢庵は、10～30日に父の日メニューを投入し、高単価にもかかわらず父の日当日は御膳の販売数の最高記録を更新した。
ガスト・バーミヤン・ジョナサンでは、13日から人気アニメ「鬼滅の刃」とのコラボ第2弾を開始。第1弾に引き続き集客に貢献している。
6月度は、新店1店、リモデル6店、業態転換7店。グループ計2964店舗（改装により一時休業中の9店舗を除く）。
■サイゼリヤ（2023年8月期：売上高1832億円）
既存店売上高31.9％増、客数24.7％増、客単価5.7％増。店舗数1024店。
全店売上高29.9％増、客数23.0％増、客単価5.6％増。店舗数1041店。
閉店2店舗（うち1店舗は既存店に含む）だった。
「テークアウト客数＝テークアウト売上高÷イートイン平均客単価」に基づき算出した客数を、テークアウトによる客数として加味している。
■ジョイフル（2023年6月期：売上高590億円）
既存店売上高16.4％増、客数8.9％増、客単価6.8％増。
全店売上高15.9％増、客数8.5％増、客単価6.8％増。
出退店0、店舗数合計468店（FC除く）。
■ロイヤルホールディングス（2023年12月期：外食事業618億円）
ロイヤルホスト
既存店売上高10.3％増、客数4.5％増、客単価5.5％増。
■ファミリーレストランの関連記事
ファミレス／5月既存店すかいらーく11.1％増、サイゼリヤ22.1％増
流通ニュースでは小売・流通業界に特化した
B2B専門のニュースを平日毎朝メール配信しています。
