アダストリア/10月の既存店売上高6.3%減、異例の暑さで秋冬物苦戦

2024年11月05日 14:16 / 月次

アダストリア(2024年2月期:売上高2755億円)が11月5日に発表した月次売上高前年比によると、既存店は売上高6.3%減、客数6.9%減、客単価0.7%増となった。

全店は、売上高4.0%減、客数3.2%減、客単価0.8%減だった。

10月 売上高 客数 客単価
既存店 6.3%減 6.9%減 0.7%増
全店 4.0%減 3.2%減 0.8%減

10月は異例の暑さが続き、秋冬物衣料の販売が伸びなかった。さらに、10月内の会員向け20%ポイント還元キャンペーン日数が前年より少なく、(10月30日~11月11日、前年10月25日~11月6日)、前年売上高を下回った。

一方、気温に左右されない生活雑貨は堅調に推移した。昨年に比べて休日が1日少なかったことで、既存店前年比に1.9ポイントのマイナス影響があったと試算している。

ブランド別では、ニコアンド、ローリーズファーム、レプシィム、ヘザー等が好調だった。アイテム別では、チェック柄のシャツやニットトップス、ライトアウターが人気。服飾雑貨ではロングブーツやスニーカーブーツ、生活雑貨ではブランケットが売上を伸ばした。

なお、出店4、退店0、月末店舗数1291店。内訳は、直営店1220店、FC店5店、WEBストア66店。

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