イオン/5月はイオンリテール既存店3.1%増、GW企画・フランスフェアなどで

2025年06月10日 16:41 / 月次

イオンが発表した5月度の主な連結各社の月次売上高によると、既存店売上高(前年同期比)は、総合スーパーのイオンリテール3.1%増、イオン北海道2.0%増、イオン九州4.6%増となった。

スーパーマーケットでは、マックスバリュ東海2.2%増、フジ2.9%増だった。

CVSのミニストップは0.9%増、専門店ではキャンドゥ0.1%増、コックス2.9%増、ジーフット2.7%減となっている。

<主な連結各社の5月売上高前期比伸び率一覧>

業態 社名 前年同期比
全店 既存店
GMS イオンリテール 3.9%増 3.1%増
イオン北海道 10.1%増 2.0%増
イオン九州 3.5%増 4.6%増
SM マックスバリュ東海 3.5%増 2.2%増
フジ 3.2%増 2.9%増
CVS
専門店
ミニストップ 0.2%増 0.9%増
キャンドゥ 4.8%増 0.1%増
コックス 2.6%増 2.9%増
ジーフット 4.7%減 2.7%減

ゴールデンウィークに国内外の旅行や帰省、インバウンド(訪日客)需要の取り込みを図るため、幅広い年齢層が楽しめるイベントを数多く開催。家族で楽しめるごちそうメニューの品ぞろえを強化した。

総合小売事業のイオンリテールでは、既存店売上高が3カ月連続で前年を超えている。ゴールデンウィークや母の日には、家族で楽しめるバーベキューや焼肉などのごちそうメニューを提案するとともに、節約志向に対応したトップバリュを並べて売場を強化。有名フレンチシェフやチーズ専門家とコラボしたフランスフェアは、在日フランス大使館の後援を受け昨年より規模を拡大して開催した。

部門別では、グロサリー、デイリー、農産、畜産、食品専門店のカフェランテが好調に推移。食品売上高は既存店の前年実績を33カ月連続で上回った。一方、ヘルス&ビューティケアでは、お出かけ需要を捉えた関連商品や調剤薬が好調に推移。既存店売上高が前年実績を3カ月連続で上回っている。

マックスバリュ東海では、「じもの商品(地域商品)」の新商品開発や、多様なニーズに対応した店内加工の出来たて商品、レトルト商品、冷凍食品、そしてトップバリュを強化した店舗のリニューアル、移動スーパーの稼働拡大など、地域に密着した施策を進めた結果、既存店売上高が7カ月連続で前年を上回っている。

サービス・専門店事業のコックスでは、雨天や気温の低下の影響により、メンズ・レディスともに夏物商品の売上が伸び悩んだものの、ボトムや春アウター商品が好調だった。

イオン/4月はイオンリテール既存店1.8%増、食品好調・旅行や外出需要にも対応

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