流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





根拠のある棚割計画とは/ISM理論に基づく棚割作成基礎講座、6月13日大阪開催

2018年05月17日 12:10 / セミナー

流通経済研究所は6月12日~18日、オール日本スーパーマーケット協会大阪本部で「流通ビジネススクール基礎講座」として3つの基礎講座を開催する。

12日に「インストア・マーチャンダイジング(ISM)基礎講座~半日で学ぶ売場づくりの基本~」、13日に「データとISM理論に基づく棚割作成基礎講座~『根拠のある』棚割計画のために~」、18日に「ID-POSデータ活用講座Ⅰ-基礎編~データに基づくMD改善の理論と実践~」を開催する。

お客の店内での行動にもとづき体系化されたISMは、売場づくりの基礎であり、製配販の共通言語となっている。ISM基礎講座では、このISMの基礎を短時間で身に着ける。

棚割作成基礎講座では、棚割を作成する際、商品のくくり、陳列スペースの配分、売場内の陳列位置、品揃えアイテム数、陳列フェイス数、品揃え商品の選定をどのように決めたらよいのか?、棚割提案どのような視点で評価したらよいのか?を、講義と演習を交えたカリキュラムにより、理論、知識、実践力の養成を図る。

ID-POSデータ活用講座Ⅰでは、ID-POSデータを「分析」するだけでなく、メーカーや卸売業、小売業の実務に「活用」できることを重視したプログラムを用意した。講義と演習を交えたプログラムによって、データ分析の知識だけでなく、実践力の養成を図る。

■開催要項
インストア・マーチャンダイジング基礎講座
日時:6月12日(火)13:00~17:00
参加費:1名につき税込21,600円

データとISM理論に基づく棚割作成基礎講座
日時:6月13日(水)13:00~17:30
参加費:1名につき税込32,400円

ID-POSデータ活用講座Ⅰ【基礎編】
日時:6月18日(月)13:00~17:30
参加費:1名につき税込32,400円

場所(3講座共通)
オール日本スーパーマーケット協会大阪本部内セミナー室
大阪市淀川区西中島5-14-10
新大阪トヨタビル9階

■詳細・申込
http://www.dei.or.jp/ryutsubs/kouza_osaka_1806.html

■インストア・マーチャンダイジング基礎講座
1.はじめに・本講座のねらい
2.ISM理解の必要性と消費者の購買行動
・ISMが必要とされる理由/ISM視点での売場づくりの考え方
・消費者の購買行動の特徴(行動面、心理面)
・カテゴリーごとの購買特性
・上記を踏まえた品揃・陳列・プロモーションの原則
3.スペース・マネジメント
・フロア・レイアウトの基本
・適切なグルーピングと買いやすさ・品揃え感
・ゴールデン・ゾーンの理解とゾーニングの原則
・棚割の考え方と手順
・売上を増加させる陳列の工夫
4.インストア・プロモーション
・価格主導販促とその注意点
・非価格販促の原理原則
・お客様の視認・情報処理の特徴と効果的なPOP
5.講座のまとめ

■データとISM理論に基づく棚割作成基礎講座
講義棚割作成に関する知識を講義形式で学びます
1.棚割に関するインストア・マーチャンダイジング理論
・グルーピングの重要性
・ショッパーの視線に基づくゾーニングの鉄則
・買上率があがる棚割のポイント
2.棚割作成のプロセス
3.市場データ・小売POSデータの使い方
・市場データ利用での注意点
4.データに基づく棚割方針(根拠)の策定
・グループ間のスペース配分の見直し
・市場トレンドを考慮する
・SKU数の増減
・クロスABC分析によるSKU選定と棚割表の作成
演習棚割分析の読み取りからゾーニング案・品揃え案の作成、
までを演習により体験します
・棚割分析結果の読み込み(個人演習)
・棚割方針・ゾーニング案・品揃え案の検討・作成(グループワーク)
・グループ別発表

■【ID-POSデータ活用講座Ⅰ【基礎編】
1.講座の趣旨と目的
2.ID-POSデータの基礎知識
・ID-POSデータとは
・ID-POSデータの活用領域
・購買指標の理解
・併買分析の理論と読み取り方
3.ID-POSデータ分析の基礎
・データ分析の基本
・ID-POSデータを用いたMD改善
・ID-POSデータ活用の注意点
4.演習
・ID-POSデータ集計結果の読み込みと理解(個人演習)
・ID-POSデータから読み取った課題のグループ内共有
・課題解決に向けたグループディスカッション
・グループ発表
5.講座のまとめ

※都合により、プログラムに変更が生じる場合があります

■問い合わせ
流通経済研究所
店頭研究開発室
担当:伊藤、祝(いわい)
住所:東京都千代田区九段南4-8-21山脇ビル10階
TEL:03-5213-4532
FAX:03-5276-5457

関連記事

セミナー 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧