訪日外国人消費獲得セミナー/訪日経験が生む購買行動の変化を解説
2019年09月10日 14:40 / セミナー
流通経済研究所は10月30日、「訪日外国人消費獲得セミナー~訪日経験の蓄積が生む新たな需要~」を開催する。
セミナーでは、訪日外国人4000万人時代を迎える中、これまでのインバウンド需要の中心であった中国人観光客による「爆買い」から、「訪日経験の蓄積」「越境ECなど、日本商品を購入する多様な手段の発展」による、新たな需要への変化とビジネスチャンスに着目する。
訪日外国人客の増加に伴い、複数回の訪日を行うリピーター客も増加しつつある。それにより、「特定ブランドの爆買い」から「日本滞在中に消費する購買の拡大」さらには「帰国後における日本商品の継続的な購買」といった購買行動の変化をつかむチャンスが広がっている。
訪日外国人の日本での滞在経験が日本商品の消費にどう影響しているのか、その変化をメーカーや小売業はどう捉えるべきか考える。
訪日中国人に対するアンケート調査結果に基づき、訪日経験が日本商品の購買にどう購買し、今後の需要につながるかを考える。その他、訪日外国人観光客に向けた施策に取り組むドラッグストアの実務家の報告で構成する。
消費財メーカー・卸売業で店頭施策開発やMD提案に関わる人、小売業でMDや販促、マーケティングに関わる人、広告代理店、SP企業でメーカー・小売業への企画提案に関わる人の参加を想定している。
■開催概要
開催日時:2019年10月30日(水)13:30~17:00
会場:TKP市ヶ谷カンファレンスセンター(東京・市ヶ谷)
交通:JR、東京メトロ有楽町線・南北線、都営新宿線「市ヶ谷」駅徒歩2分
参加費用:1名につき税込33,000円
※業種により、申し込みを受けできない場合がある
■詳細・申込み
http://www.dei.or.jp/seminar/seminar_191030
■プログラム
13:30~13:50 セミナーのねらい/インバウンド需要の最新動向
流通経済研究所主任研究員 加藤弘之
・「2020年・訪日外国人4,000万人」の最新動向
・2020年(東京五輪)以降におけるインバウンド取り込みの方策
・頭打ちの訪日外国人消費額を向上させるには
13:50~14:40 訪日外国人の滞在時消費
流通経済研究所理事 山﨑泰弘
◆訪日外国人アンケート(街頭ヒアリング)分析報告
・中国および欧米からの訪日外国人の回答結果
・日本滞在時の消費動向と、日本における購買行動に対する不満や課題
・訪日回数、訪日目的(団体旅行/個人旅行)に応じた消費の違い等
14:50~15:40 「訪日経験」がもたらす新たな需要機会
流通経済研究所主任研究員 加藤弘之
◆訪日経験を有する中国人パネル調査分析報告
・訪日回数・訪日経験に応じた日本国内消費の特徴
・訪日による帰国後の消費変化、日本商品の購買行動
◆訪日経験の蓄積を継続的な日本商品の購買につなげるためのポイント等
15:50~16:50 サツドラが取り組むインバウンド対策(2019年最新版)
サッポロドラッグストアーグローバル事業推進部廣長幹生氏
・訪日外国人観光客の購買実態と今後の展望
・訪日外国人観光客を対象としたマーケティング戦略の方向
・ECを通じた訪日後フォローアップ
・日用品・食品メーカー、卸売業へのメッセージ等
16:50~17:00 セミナーのまとめ
※プログラムは変更の場合がある。
■問い合わせ先
流通経済研究所
担当:黒沢、加藤(弘之)、山﨑
TEL:03-5213-4532
FAX:03-5276-5457
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