流通大会2021／スギ薬局、カスミ、根本重之氏がポスト・コロナの流通解説

2021年01月05日 15:20 ／セミナー

流通経済研究所は2月3日～5日、わが国の流通が直面する諸課題・問題の解決に向けた情報発信、提言を行う機会として「流通大会2021　ポスト・コロナの流通～加速するデジタルシフトの展望～」をオンライン開催する。

＜流通大会2021は流通のDX、今後の経営課題を解説＞

ポスト・コロナの流通の環境変化を捉え、流通事業者はビジネスチャンスを拡大するべく、生活者のニーズを的確に捉えた事業革新と、企業価値向上への取り組みがあらためて求められている。

流通大会2021は「ポスト・コロナの流通」をテーマに掲げ、日本の流通に携わる事業者の課題解決と今後あるべき事業戦略について解説。今回はとくにポスト・コロナの事業変革として、流通のDX（デジタルトランスフォーメーション）の取り組みに注目し、注力すべきポイントや実践における課題を報告するという。

1日目（2月3日）のテーマは、「ポスト・コロナの流通～戦略とビジョン」。ポスト・コロナの世界で、消費財流通が取り組むべき事業戦略のあり方を、経済産業省の伊藤政道消費・流通政策課長、流通経済研究所の根本重之理事、スギ薬局の杉浦克典社長、カスミの山本慎一郎社長が提言する。

「流通大会」は、毎年1回開催。流通の最先端を知る機会として各界より注目を集めており、昨年度は約320社が参加した（開催3日間のべ参加社数）。

■開催概要
開催日時：2021年2月3日（水）・4日（木）・5日（金）13：00～17：30（予定）
開催方法：ZoomによるWeb配信（ライブ）※後日のアーカイブ配信なし
参加対象：2021年以降の流通・マーケティングに関心のあるビジネスパーソン
・小売業、卸売業、メーカーのトップマネジメントおよび経営幹部
・上記業界の経営企画、営業企画、マーケティング、営業部門等の担当者
・上記業界の業界団体関係者
・流通をサポートする専門分野の企業など
参加費：1人につき
2月3日（水）35,000円（税込38,500円）
2月4日（木）35,000円（税込38,500円）
2月5日（金）35,000円（税込38,500円）
3日間参加［2月3日～5日の3日間通し］80,000円（税込88,000円）
特典：参加者には定期刊行誌『流通情報』の最新号（2021年1月発刊、PDFダウンロード版）を謹呈

■詳細・申込はこちら
https://www.dei.or.jp/ryutsu_fes/

■プログラム
13：00～13：10 ご挨拶と問題提起
流通経済研究所　理事長
青山繁弘氏

13：10～13：50 With/Afterコロナにおける流通政策の方向性
With/Afterコロナにおいて流通業が抱える課題はどのように変化したのか、またこの課題を解決するための方向性とは。経済産業省で消費・流通政策を担当する伊藤氏が、流通業を取り巻くサプライチェーン全体の視点から説明する。

経済産業省　消費・流通政策課長
伊藤政道氏

14：00～15：00 消費と流通の今を捉え、先を読む2021
・新型コロナウイルス感染症をめぐる状況と収束後の市場、流通の展望
・コンビニエンスストア、スーパー、ドラッグストアなど、主要な小売業の動向
・2021年、新型コロナ収束後に向けた課題
流通経済研究所　理事／拓殖大学　名誉教授
根本重之氏

15：00～16：00 お客様、患者様に寄り添うデジタルトランスフォーメーション
スギ薬局は、「トータルヘルスケア戦略」を掲げ顧客生涯価値向上経営を推進。物販・調剤それぞれの領域での戦略的な取り組みと、それを支えるデジタルトランスフォーメーションの推進について解説する。

スギ薬局　代表取締役社長
杉浦克典氏

16：20～17：20 スーパーマーケットにおける経営革新とDXの展望
U.S.M.Hのデジタル戦略の責任者であり、カスミの経営トップを務める山本氏が、ポストコロナのスーパーマーケットの環境変化の捉え方、経営革新に向けた重点課題、DX（デジタルトランスフォーメーション）の取組事例と今後の展開、メーカー・卸への期待などについて講演する。

カスミ　代表取締役社長
ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス　取締役デジタル本部長
山本慎一郎氏

※プログラムは一部変更となる場合あり。

■問い合わせ先
流通経済研究所
「流通大会2021事務局」
所在地：東京都千代田区九段南4-8-21　山脇ビル10階
TEL：03-5213-4531
FAX：03-5276-5457