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ファミリーマート/福島県の「サンクス」営業終了、ブランド転換3500店に

2018年03月12日 16:40 / 店舗

ファミリーマートは3月12日、2016年9月から「サークルK」「サンクス」から「ファミリーマート」へのブランド転換を進めており、2018年2月末で福島県内の「サンクス」店舗の営業を終了した、と発表した。

<サンクス(イメージカット)>
サンクス(イメージカット)

同社は、2016年9月に1号店のブランド転換を開始し2018年2月末までに約3500店が完了している。

福島県においては、2016年12月に県内ブランド転換店舗1号店を開店した。

ブランド転換をした店舗では、マルチメディア端末「Famiポート」の設置をはじめとしたサービス商材の取扱いや、イートインスペースの導入など、ファミリーマートの強みを取り入れることで、店舗の1日あたりの売上および客数が平均で約10%伸長している。

特に、ファミマで人気のサンドイッチやパスタなどの中食商品や、ファミチキや挽きたてコーヒー「FAMIMA CAFE」に代表されるファストフーズが伸長している。

店舗のブランド転換とともに、協業パートナーを含めたサプライチェーン全体の構造改革を進めており、商品の統合は2017年2月末、物流拠点の統合は2017年6月末に完了している。

商品統合においては、ファミリーマートの看板商品である「ファミチキ」や、「FAMIMA CAFE」のフラッペシリーズなどをサークルK・サンクスに導入。

サークルK・サンクスで好評を博した「濃厚焼きチーズタルト」や「焼きとり」シリーズをファミリーマートでも販売するなど、それぞれの強みを活かした商品展開に繋げている。

また、物流拠点の統合においても、より効率的な配送による物流コストの削減が図れ、品質の高い商品の提供に繋げるとともに、トラック台数の削減にともない、排出CO2を年間で約20%削減した。

同社では、累計約5000店舗のブランド転換の早期完了を目指している。

また、店舗オペレーション負荷削減などを実施しており、継続的な加盟店の支援も努めている。

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