旧東横線・渋谷駅跡地/「渋谷ストリーム」が9月13日開業、テナント30店
2018年05月25日 16:00 / 店舗
東京急行電鉄は9月13日、旧東横線渋谷駅のホーム・線路跡地を利用した「旧渋谷駅南街区プロジェクト」にて開発中の大規模複合施設「渋谷ストリーム」をオープンする。
今回、商業ゾーンに出店する全30店舗が決定した。1階から3階部分の商業ゾーンのコンセプトは、「渋谷流=シブヤ・カスタム」が集まる商業空間。
既存のルールにとらわれず、自分基準でカスタマイズやアレンジをする大人がターゲットです。日本初上陸が1店舗、新業態が13店舗、都内・渋谷エリア初出店が7店舗となる。
渋谷川沿いで広場と融合し、ゆったりと時を過ごすことができる1階のテーマは、川沿いのひろがりを感じさせる「リバーサイド・マーケット」。
大阪より都内初出店となるメキシカン料理「墨国回転鶏料理(ボッコクカイテントリリョウリ)」や、ハンバーガーブームを牽引する人気店「THE GREAT BURGER STAND」など、5店舗で構成する。
渋谷のストリートのように路面感覚の店舗が軒を連ねる2階のテーマは、「シブヤ カスタム ストリート」。
フランスパン専門店の「メゾンカイザー」を手掛ける木村周一郎氏の新業態「MEAT TAVERN 煮込みや四兵衛」「BaKING SHU」や、ライブ感あふれるフルオープンキッチンで正統派フレンチをタパスサイズで楽しむ、つまむフレンチ「bar avin croisee(バール ア ヴァン クロワゼ)」など、15店舗で構成する。
和食やスパニッシュなどの専門店とオープンな雰囲気のお店で構成される3階のテーマは、「シブヤ コート」。
トランジットジェネラルオフィスがプロデュースするバルセロナで人気のパエリアを提供するシーフードレストラン「XIRINGUITO Escriba(チリンギート エスクリバ)」が日本初上陸するなど、9店舗がオープンする。
官民連携により再生される渋谷川に面したグランドフロアには、2つの広場が誕生。渋谷ストリームの大階段と稲荷橋に面する広場は、渋谷駅南側エリアの玄関口として渋谷川を見渡せる場所となり、各種イベントや発表会、プロモーションなどを実施する。
また、金王橋に面する広場は、マルシェやビアガーデン、地元のお祭りなどを開催予定で、潤いある水辺の空間を提供する。
なお、4階ならびに9階~13階に「渋谷ストリームエクセルホテル東急」が開業する。
■渋谷ストリーム
住所:東京都渋谷区渋谷3-21-3
用途:事務所、店舗、ホテル、ホール、駐車場など
延床面積:約11万6000m2
階数:地上35階 地下4階
高さ:約180m
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