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伊藤忠食品/メーカーの工場見学など体験型ギフトを販売

2018年06月13日 10:50 / 店舗

伊藤忠食品とカタログギフトを展開するリンベルは6月12日、体験型ギフトに関連する商品を組み合わせた「コト・モノ」ギフトを販売すると発表した。

<体験型ギフトのイメージ>
体験型ギフトのイメージ

伊藤忠食品と取引のある幅広い酒類・食品メーカーや商品ラインナップと、リンベルのもつギフト企画ノウハウ・機能を組み合わせることで、工場見学や食事ツアーなどの体験(コト)ギフトと、その時の「思い出」の品(モノ)を融合した、「コト・モノ」両方をギフトとして贈ることができる企画。

これまでの体験ギフトでは得られなかった、商品を手に取る、または所有する喜びを、「カタチ」にとらわれない経験や体験といった思い出作りと合わせて、大切な人に贈ることをコンセプトとした。

<コト・モノギフトの基本スキーム>
コト・モノギフトの基本スキーム

8月1日から、リンベルが発行するカタログ「プレゼンテージ」内で、順次、販売を開始する。

ノクターンコース(税別本体1万円+システム料800円)とアンサンブルコース(本体2万円+システム料800円)を用意した。ノクターンコースでは、アサヒビール、キリンビール、サントリー、サッポロビールが協力し、工場見学と食事を組み合わせたギフトを提供する。

アンサンブルコースでは、食品メーカー10社が参加。にんべんが協力し、「にんべん日本橋だし場 はなれ お食事ツアー」を提供。はなれで特別メニューを楽しんだのち、自宅でもその味を再現できるよう、本枯鰹節「伊勢屋伊兵衛ギフト」と「本枯鰹節 薫る味だし」を持ち帰るツアーを開催する。

伊藤忠食品とリンベルは2016年4月に業務提携し、フリーチョイスギフトの共同カタログを作成するなどの取り組みを進めていた。

百貨店やブライダルルートに強みを持つリンベルと量販店を含む幅広い取引先を持つ伊藤忠食品のノウハウを組み合わせることで、中元、歳暮に頼らず、日常の結婚記念日などのパーソナルギフト市場の開拓を目指す。

将来的には、1万円コース、2万円コースで各20企画、合計40企画を作成し、独立したカタログの発行も視野に入れたいという。

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