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キユーピー/第9次中計「中食・外食」共に「人手不足」対応の提案強化

店舗/2019年01月31日

キユーピーは1月31日、2019年から2021年度の第9次中期経営計画で、業務用商品を展開するフードサービスでは、中食分野、外食分野共に、人手不足に対応した商品開発、提案を強化すると発表した。

<中食向けの半加工品>
中食向けの半加工品

同日、都内の本社で開催したフードサービス2019年春新商品説明会で、執行役員の白井利政フードサービス本部本部長が明らかにした。

<白井本部長>
白井本部長

白井本部長は、「超高齢化社会、単身世帯の増加、女性の社会進出を受け、食事は作るものから、買うものへシフトし、外食・中食の利用んシーンが増加する。一方で、中食・外食ともに人手不足が課題となっている。人手不足による、技術不足も課題であり、素材から仕込むことが難しくなっている実情にあわせた商品開発・提案を行っていく」と述べた。

中食・外食を問わず、これまでは殻付きの卵を使用してメニューをつくっていた企業が、液卵を使用するようになり、さらに卵への火の通り具合などを均一にするため、キユーピーが開発した「丼用たまご」を使用する企業も現れている。

人手不足と技術不足による商品品質の不均一化を解決する商品を開発することで、業態ニーズに合致した商品を拡充する。

2019年春は2月14日に新商品・リニューアル品、冷凍食品のタマゴ加工品として、解凍するだけで黄身が載せられる「きみぷち」10g×30個・16トレー、半熟に仕上げた「丼用たまご」500g・10袋、「とろっとスクランブル100」100g×45袋、「とろっとスクランブル」500g×10袋、「卵黄風ソース」500g×10袋を投入する。

スーパーマーケット各社が惣菜部門を強化していることに対応して、惣菜のレシピ提案と原材料供給のサポートも強化する方針だ。

<ポワロピューレーの紹介>
ポワロピューレーの紹介

外食・ホテル向けの商材として、北海道産のポワロ(ポロねぎ)を使用した「ポワロピューレー」500g×10袋を新たに開発し、より本格感のあるメニュー作成を支援する。

ポワロピューレーは、フランス料理の基本素材で、調味料的に煮込み料理やスープ、ソースに使用される。玉ねぎや長ねぎにはないコクが特徴で、料理の味わいの深みが増す。

従来は、輸入のポワロを使用することが多く、素材の価格が高く品質が安定しない課題があったが、北海道で安定的なポロねぎの生産体制が整ったことから、商品を開発したという。

また、「クスクスと赤レンズ豆(タブレ)」500g×10袋を投入する。タブレは、サラダのトッピングに使用できる商材で、最近、外食での注目が高まっているメニューとなっている。

ちょっとしたひと手間で、より本格感のあるメニューができる商材を開発することで、外食の人手不足と技術不足の解決も目指す。

<一押し商品の具沢山ドレッシング>
一押し商品の具沢山ドレッシング

調味料では、クローズアップ商品として、具沢山ドレッシングを提案する。「具沢山ドレッシングトマト」「同黒胡椒」各1000ml×9本を新発売する。

具沢山ドレッシングは、具材量を約40%に高めた商品で、サラダにかけるドレッシングとしてだけでなく、料理に使用するソースとしても活用できる商品を目指した。

ギョーザ、豆腐、魚、肉などへソースとして使用することや、炒め物調味料として使用するなど、あらたな調理方法を提案することで、ドレッシングの利用シーンを拡大したいという。

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