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ワークマンプラス/鹿児島県に初出店、売上目標2億円

2019年06月12日 16:00 / 店舗

ワークマンは6月27日、鹿児島県初の「ワークマンプラス」鹿児島中山店をオープンする。

<ワークマンプラスのイメージ>
ワークマンプラスのイメージ

「ワークマンプラス」は、ワークマン既存店同様にアウトドアウェアと作業服・作業用品を扱っているが、マネキンとスポットライトを多用した陳列で「スポーツブランド店」の様な内装にし、プロ顧客だけでなく、一般顧客、女性客の取り込みを狙う新業態。

店内では、プロ向け作業服などに加え、2019年サマー注目製品として、37品目の女性向け新製品、冷感トップスと夏用カーゴパンツ、一般客向け空調ウェアなどがそろう。

鹿児島中山店では、プロ顧客に加え、一般顧客の取り込みにより、初年度売上目標は2億円で、既存店平均の2倍近い目標を設定している。

九州地区のワークマン既存店は、売上成長率が全国No.1だが、今年3月~4月に開店した「ワークマンプラス」福岡和白、門司、鳥栖、日田の4店はこれまでの地区新店平均の3~4倍の売上をあげている。

また、九州地区既存店の女性客と一般客の比率は約25%だが、九州のワークマンプラスでは過半数を占めている。

鹿児島県は県下に既存店がなく「プロ顧客」御用達のワークマンというイメージが全くないため、女性客と一般客の比率が全国で最も高くなると予想している。

アウトドアウェアとスタイリッシュな作業服の2つの売場を持つ複合店で、平日の朝夕は主にプロ顧客、昼と休日は一般客が来店することを見込んでいる。

アウトドアウェアの「FieldCore(フィールドコア)」、スポーツウェアの「Find-Out(ファインドアウト)」、レインスーツの「AEGIS(イージス)」の3ブランドの2019年3月期の販売額は135億円だった。

全てを季節の半ばで売り切っているため、2020年3月期は310億円生産する。

プロ顧客向けブランドの「WORKMAN BEST」や「ICE ASSIST」などの製品の一部は一般客がアウトドア用として購入しているため、一般客向け製品の2020年3月期売上予想は360億円を超える。4000億円の低価格アウトドアウェアの潜在市場で9%のシェア獲得を予想している。

全国では「ワークマンプラス」を2020年3月までには累計77店を出店する計画で、鹿児島県では10月に県下の第2号店として「出水店」を出店、2年程度で県下にワークマンプラスを7店体制にする。

■「ワークマンプラス」鹿児島中山店
住所:鹿児島県鹿児島市中山2-49-1
営業時間:7時~20時
TEL:099-269-1188

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