三越伊勢丹/4~6月、減収減益
2019年07月31日 11:30 / 店舗
三越伊勢丹ホールディングスが7月31日に発表した2020年3月期第1四半期決算によると、売上高2822億6800万円(前年同期比1.6%減)、営業利益80億5400万円(10.9%減)、経常利益87億1700万円(10.1%減)、親会社に帰属する当期利益60億1600万円(30.8%増)となった。
百貨店事業の売上高は2612億5300万円(2.0%減)、営業利益は37億600万円(24.4%減)。
基幹店の伊勢丹新宿本店、三越日本橋本店において大規模リモデルを推進。支店、地域百貨店、海外店につきましては、限られた経営資源を新たな成長分野に再配分するため、収益性に課題のある店舗の構造改革を進めている。
クレジット・金融・友の会業の売上高は103億4200万円(1.3%増)、営業利益は24億7300万円(27.4%減)となった。ゴールデンウィークによる大型連休や東京オリンピックにおけるチケット決済等の特需もあり、外部加盟店手数料の増加につながった。
不動産業の売上高は72億8200万円(25.2%減)、営業利益は13億3700万円(0.1%減)。テナントマネジメント事業においては、昨年開業し1年が経過した横浜のジョイナス内の「FOOD&TIME ISETAN YOKOHAMA」が好調に推移しているため、同様の取り組みの拡大を検討している。
その他事業の売上高は196億3500万円(4.6%減)、営業利益は3億8700万円(前年同期は営業損失6億7200万円)。ソシエ・ワールドは、経費抑制は行っているものの、主力のエステティック、ヘアー部門とも、客数の伸び悩みにより厳しい結果となった。
通期は、売上高1兆1900億円(0.6%減)、営業利益300億円(2.6%増)、経常利益300億円(6.2%減)、親会社に帰属する当期利益140億円(3.9%増)を見込んでいる。
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