ららぽーと沼津/最大級1100席フードコート「体験型マルシェ」食充実
2019年10月04日 17:30 / 店舗
三井不動産は10月4日、静岡県沼津市に「三井ショッピングパーク ららぽーと沼津」をオープンし、3階に約1100席のフードコート、1階に物販とダイニングを組み合わせたフードホールを開設した。
「ららぽーと沼津」は、全国の人気店や地元の名店など、静岡県東部初出店119店を含む全217店を集積。ショッピング、食事などをライブやコンサートのような臨場感、高揚感、一体感を味わえる場所でありたいという思いから、施設コンセプトを「LIVE MALL NUMAZU」とした。
10月2日行われた内覧会に伴う記者会見で、商業施設本部の篠塚寛之リージョナル事業部長は、「ららぽーと沼津は特長として、高感度ファッション、雑貨、映画、ボーリングなどの217店が出店。モノ、コト、ヒトとの出会いと交流を楽しめる。食事は一番のイベント性のあるコト体験なので、食の店舗を充実させている」と説明した。
■3階に商業施設初出店含む飲食店17店集積・約1100席展開
3階には、おひとりさまから家族連れまで対応できる、約1100席のららぽーと最大級のフードコート「NUMAZU GRAND DINING」をオープン。静岡県東部初出店、商業施設初出店を含むバラエティ豊かな飲食店17店がそろう。デザインコンセプトは、「ノスタルジック&モダン」とした。
神奈川県湯河原町の人気店「飯田商店」が出店。本店は毎朝7時から配布する整理券を求めて全国各地からお客が押し寄せ、開店の11 時を待たずに売り切れ終了することもあるという。10月2日のプレ・オープンでも大行列となった。
そのほか、「ラーメン・エクスプレス 博多一風堂」、「いきなり!ステーキ」、「丸亀製麺」、「リンガーハット」などが出店している。
大きな窓から差し込む光が心地よい小上がり席は、ららぽーと最多の152席となっている。システムキッチン完備、防音仕様で家族、友人同士の貸切パーティーなど様々なイベントに対応可能な「ららスタジオ」も設置した。
■1階に体験型マルシェを併設し、飲食店展開
1階には、沼津で100年以上水産業を営んできた佐政水産がこだわりの地元企業と連携、地域活性化を目指した体験型マルシェ「Mercado DE SAMASA(メルカドサマサ)」を出店した。
スペインの市場のように新鮮な食材が立ち並び、さらにその食材を使用したフードメニューも楽しめるフードホールが併設された、食物販とダイニングが融合した新感覚のエリアとなっている。
サラダ、野菜料理、上質な抹茶・ほうじ茶、肉料理、海鮮丼、タパス、ピンチョスなど様々な好み、時間帯によって使い分けられるメニューを用意した。
200席以上の飲食スペースには、地元の沼津港深海水族館とコラボレーションした大水槽を備えた。駿河湾に生息する世界最大のカニ、タカアシガニなど様々な生物を展示している。
■ららぽーと沼津ホームページ
https://mitsui-shopping-park.com/lalaport/numazu/
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