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エキゾ神戸三宮/核店舗にグローサラント併設「阪急オアシス」計35店出店

2021年01月27日 16:40 / 店舗

阪急電鉄、阪急阪神不動産は1月27日、神戸市中央区に「神戸三宮阪急ビル」と同ビル内に商業施設「EKIZO神戸三宮」を4月26日オープンすると発表した。

<神戸三宮阪急ビル>
神戸三宮阪急ビル

両社は、神戸阪急ビル東館の建替と隣接する阪急神戸三宮駅の高架下店舗のリニューアルを同時に進めているが、神戸阪急ビル東館・駅高架下店舗をあわせた施設の名称を「神戸三宮阪急ビル」とし、商業・オフィス・ホテルの複合施設を開業するもの。

地下2階~3階には、東西コンコースの周辺・駅高架下のエリアに計35店舗からなる商業施設「EKIZO(エキゾ)神戸三宮」が登場する。

「EKIZO 神戸三宮」という名称は、異国情緒(エキゾチック)が漂う港町神戸に位置する駅(エキ)と一体の施設であるという特性から命名した。

神戸初出店(新業態・関西初出店を含む)の19店舗をはじめ、コンコースの周辺には、地下2階の食品スーパー「阪急オアシス」など、仕事帰りのほか、観光やショッピングの合間にも気軽に立ち寄れる物販・サービス店をラインアップした。

地下2階にエイチ・ツー・オー リテイリング グループの食品スーパー「阪急オアシス」が核店舗としてオープン。地下1階には阪急オアシスが手掛ける、買ってその場でイートインが楽しめるグローサラント「キッチン&マーケット」が兵庫エリアに初出店する。

駅高架下には、飲食店を中心に個性豊かな地元内外の名店を誘致し、エキゾチックで賑わいあふれる新しい横丁街を形成する。

<「情緒食堂街」がコンセプト>
「情緒食堂街」がコンセプト

高架下に連なる飲食ゾーンは、「情緒食堂街」がコンセプト。2つのテーマ「グランド&カジュアル」(=都会の高架下というカジュアルな場所で、本物を日常に愉しむ贅沢)と「和洋混載」(=神戸らしい様々な多様性)のもと、個性豊かな店がそろう。

高架下を中心とする飲食ゾーンには、世界各国のクラフトビールが楽しめる本格的なビアホール「BEER&GRILL コウベビアハウゼ」、大阪・福島で人気の割烹「もう利」の新業態「酒場 酒ト魚ト汝ト私」、神戸北野の人気ビストロ「LE BOOZY」の新業態「新世紀」、兵庫県の地鶏「ひょうご味どり」、「播州百日鶏」が味わえる「KOBE YAKITORI STAND 野乃鳥」、希少な日本酒と旬の食材にこだわった居酒屋「魚のじげん」、伝統をリスペクトしながらも時代にあった新しい蕎麦のスタイルを提案する「スタンド JAPA SOBA HANAKO」、神戸発祥の老舗バー「神戸サンボア」などが出店する。

このほか、スペイン王室御用達のショコラトリー「CACAO SAMPAKA KOBE」、アメリカ海軍将校倶楽部の一室の小さな店が起源のドラッグストア「アメリカンファーマシー」などもオープンする。

また、神戸市営地下鉄との乗換の利便性を向上させるため、阪急東改札口と地下鉄(西神・山手線)三宮駅東改札口との間にエスカレーターを増設するとともに、阪急東改札口階(2階)~地上階(1階)~地下鉄東改札口階(地下2階)を結ぶバリアフリー対応のエレベーターを新設する。阪急東改札口の構外コンコースは吹抜け部分が大きくなり、より開放的な空間に刷新した。

さらに、4階~15階はオフィスフロアとなり、17階~28階には阪急阪神ホテルズが運営する宿泊主体型ホテル「レムプラス神戸三宮」がオープンする予定だ。

<神戸三宮阪急ビル断面イメージ>
断面イメージ

■神戸三宮阪急ビル
住所:神戸市中央区加納町4-2-1
敷地面積:約7100m2
延床面積:神戸阪急ビル東館の建替約2万8850m2、高架下店舗のリニューアル約5500m2
階数:神戸阪急ビル東館の建替地下3階・地上29階、高架下店舗のリニューアル地下1階・地上2階
地下2階~3階EKIZO神戸三宮:延床面積約1万550m2
4階~15階オフィス:延床面積約1万1900m2
17階~28階ホテル「レムプラス神戸三宮」:延床面積約7400m2

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