JR東日本/「駅そばロボット」をそばいちペリエ海浜幕張店に導入
2021年02月25日 15:20 / 店舗
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JR東日本スタートアップは3月10日、調理ロボットサービスを開発するコネクテッドロボティクスとともにJR東日本フーズの協力を受け、ロボットアーム2本を備えた「駅そばロボット」を、そばいちペリエ海浜幕張店に導入する。
<駅そばロボットの調理風景>
駅そばロボットは、1本目のロボットアームが生そばを番重から取り出し、茹でザルへ投入。その後、2本目のロボットアームで、そばを茹でる、洗う、締めるという一連の調理工程を行う。
今回は「ペリエステーション」と称し、千葉ステーションビルと連携して海浜幕張駅の新たな取り組みとして、そばいちペリエ海浜幕張店で3月10日から導入する。JR東日本スタートアップによるとロボットアーム2本を活用した人と協働できる調理ロボットの実店舗導入は日本初だという。
<そばいちペリエ海浜幕張店>
ロボットは、去年の「そばいちnonowa 東小金井店」での実証実験で得た知見を元にアームを2本に改良し、生産能力を3倍以上に向上させた。また、生そばの投入から茹でる、洗う、締めるという一連の調理行程を完全自動化したことで、店舗全体で約12時間分、従業員で約1人分以上の作業量の代替ともに、味も安定した美味しさの確保が可能になった。
JR東日本スタートアップでは、新型コロナウイルス感染拡大防止による非接触のニーズの高まりを受けて、ロボット調理の重要性は増しているとみており、今後もそばロボットの普及を推進。2026年までにJRフーズが運営する駅そば店舗の30店での導入を目指している。
■そばいちペリエ海浜幕張店
オープン日(駅そばロボット):3月10日
場所:JR海浜幕張駅(改札外) ペリエ海浜幕張内
内容:自動調理ロボットを活用した駅そばの提供
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