三井アウトレット北陸小矢部/富山大学がアート&デザインコミュニティスペース設置
2021年07月27日 14:40 / 店舗
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三井不動産と富山大学は8月3日、富山県小矢部市の「三井アウトレットパーク北陸小矢(MOP北陸小矢部)」内に、デザインワークショップやギャラリーを展開するアート&デザインコミュニティスペース「Meets GEIBUN」をオープンする。
「Meets GEIBUN」を活用した学生作品の展示やデザインワークショップの開催などにより、商業施設内のパブリックスペースを通じて、アート&デザインの観点から地域における魅力的な場づくりと文化創造の活性化を目指す。今年度は、「アート&デザインによる魅力の場創りと文化創造活性化の研究」と題した共同研究を行う。
三井不動産と富山大学は、2018年からMOP北陸小矢部において連携した取り組みを開始し、2019年に組織的連携協力協定を締結、MOP北陸小矢部において地域の発展、活性化を目的とした共同研究・調査を行っている。これまでに計4人の教授・准教授が、学生と共に実証実験や研究発表を実施してきた。
今回、さらなる連携強化とともに、より地域にひらいた魅力的な場づくりをしたいという思いから、年間を通じてさまざまな研究・イベントを行うことができるアート&デザインコミュニティスペース「Meets GEIBUN」をMOP北陸小矢部内にオープンすることとなった。今回の企画推進にあたっては、富山大学芸術文化学部の内田和美教授、渡邉雅志准教授がコーディネートと監修を担当した。
「Meets GEIBUN」は、「GEIBUN(富山大学芸術文化学部)と出会う場所」という意味。ユニークなGEIBUNの視点を共有することにより、これまでとは違う日常への気づきや発見ができるようになって欲しいという願いも込めた。ロゴデザインは、「Meets」の中にふたつの瞳を入れ、常に物事を観察する視点が大切であることを表現した。
「Meets GEIBUN」は、企画展、ワークショップ、研究会や公開授業など、さまざまな活動を展開する場として、3つのエリア(ギャラリーエリア、フリーエリア、情報エリア)で構成する。その時々のユニークな企画内容に合わせられるよう、空中にワイヤーを張り巡らし、そこから柔らかな布を下げて間仕切ることにより、空間が柔軟に変容するのが特徴となっている。
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