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デイリリー/心斎橋パルコの医療モールに養生スープとBAO専門店オープン

2021年11月12日 13:50 / 店舗

台湾発の漢方ブランド「DAYLILY(デイリリー)」を展開するデイリリージャパンは11月19日、心斎橋パルコ(大阪市)の医療モール「Welpa(ウェルパ)」に、養生スープとBAO(台湾式ハンバーガー)の専門店「DAYLILY KAMPO STAND(デイリリーカンポウスタンド)」をオープンする。

<DAYLILY KAMPO STAND(イメージ)>

店舗は、台湾にある漢方素材を使ったスープやヘルシーフードを提供する屋台をヒントに、気軽で、おいしく、ヘルシーな店を日本にも作りたという思いから出店した。漢方素材をたっぷり使った心と体を養生する「台漢養生スープ」や、肉・魚・卵・乳製品が不使用の「ヴィーガンBAO」といったメニューを提供する。

<「台漢養生スープ 四神湯風」(上)と「台漢養生スープ 牛肉麺風」>

「台漢養生スープ」は、「台漢養生スープ 四神湯風」(税込650円)、「台漢養生スープ 牛肉麺風」(650円)の2種類を用意する。

「台漢養生スープ 四神湯風」は、台湾の名物スープの一つで、塩味をベースに和漢素材「鬼蓮の実(オニバスのミ)」「ハトムギ」「蓮子(レンシ)」を入れた。

「台漢養生スープ 牛肉麺風」では、台湾で人気の「牛肉麺(ニョーローメン)」のスープに和漢素材たっぷり入れており、しょう油や豆板醤をベースに、「牛スジ」「丁香(チョウコウ)」「八角(ハッカク)」などを煮込んで、少しピリ辛なスープに仕上げた。

<(左から)「ヴィーガンBAO タロイモクリーム」「同 台湾角煮風」「同 ハンバーガー風」>

「ヴィーガンBAO」は、「ヴィーガンBAO タロイモクリーム」(520円)、「ヴィーガンBAO 台湾角煮風」(520円)、「ヴィーガンBAO ハンバーガー風」(520円)を販売する。

「ヴィーガンBAO タロイモクリーム」は、台湾の定番デザート「タロイモ」をなめらかなクリームにして、豆乳ホイップとピーナッツ粉をトッピングした。

「ヴィーガンBAO 台湾角煮風」では、麩を甘塩っぱく煮て、本物の角煮のような味と食感に仕上げ、ザクザクのピーナッツ粉がアクセントにした。

「ヴィーガンBAO ハンバーガー風」は、大豆ミートに香辛料やシイタケなどを加えたジューシーなハンバーグをバンズにはさんだ。

BAOは「刈包(グアパオ)」といい、ふわふわのバンズに豚肉やピーナツ粉などをはさんだ台湾式のハンバーガー。デイリリーでは、台湾に「台湾素食」という菜食文化があり、街中にベジタリアンの店があることを受け、台湾式ハンバーガーで肉などを使わない「ヴィーガンBAO」を開発した。

そのほか、漢方薬剤師が監修した食べるお茶「EATBEAU-TEA」や「杏仁茶」なども、店内とテークアウトで提供。デイリリーの商品も販売する。

デイリリーは、漢方由来の素材をブレンドした食べるお茶や、和漢植物由来のシロップ、コスメ、サプリメントなどを販売する店舗。小林百絵氏と王怡婷(オウイテイ)氏が、2018年にクラウドファンディングで資金を集め、台北の漢方薬局内に1号店をオープンした。

2019年9月には「コレド室町テラス」(東京都中央区)に日本1号店、11月に「大丸梅田店」(大阪市)に関西1号店を出店。その後、2020年6月に「有楽町マルイ」(東京都千代田区)、11月に「渋谷ヒカリエ」(東京都渋谷区)、2021年には「ルクアイーレ」(大阪市)に店舗をオープンしている。

■DAYLILY KAMPO STAND 心斎橋パルコ店
所在地:大阪府大阪市中央区心斎橋筋1-8-3 心斎橋パルコ10F
TEL:06-6281-0339
営業時間:10時~21時(※心斎橋パルコの営業時間に準ずる)

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