エキュート上野/駅のスキマ時間活用「ショールーミング店舗」オープン
2022年07月05日 14:35 / 店舗
JR東日本クロスステーション デベロップメントカンパニーは7月15日~8月14日、JR東日本グループが推進する「Beyond Stations構想」の一環として、大日本印刷(以下:DNP)と協業しエキナカ商業施設「エキュート上野」内に、ショールーミング店舗「&found」を期間限定オープンする。
第1弾の取り組みとして、モノの貸し借りアプリ「Alice.style(アリススタイル)」を運営するピーステックラボが提供する定額制モノのシェアリングサービス「Alice.style PRIME(アリスプライム)」による、家電を中心としたレンタル体験を提供する。「&found」オリジナル企画として、食やサービスと家電をセットにした限定商品も登場する。
コンセプトは、駅での10分程度のスキマ時間に立ち寄れる、いつもの暮らしよりもちょっとだけいい日常を手軽に体験できる店。テーマに合わせて集めたちょっといい食や雑貨、家電を組み合わせた半歩先の日常を、見るだけでなく、触れて、レンタルし持ち帰って使うこともできる。
「&found」は、エキナカのリアル店舗にて、センシング(計測~数値化)のためにビーコンを設置するほか、来店客の行動・接客会話データを取得・解析し、顧客理解を深める情報としてフィードバックする「DNP店舗内CX解析サービス」を活用する。店内に設置したカメラやマイクで「画像&音声」を取得し、顧客の購買行動や商品に対する反応等を出店企業にフィードバックするという。
DNPは顧客の生の声を店舗で収集し、分析・リポートを提供。専門スタッフが会話や商品紹介を行いながら、時には実際に体験してもらうことで、顧客から生の声を収集する。顧客との会話をマイクなどでセンシング(計測~数値化)し定性的なマーケティングデータとして整理した上で、出店企業にフィードバックする。
出店企業にとって、新しいアイデアや技術を組み込んだ新商品について専門スタッフが説明し、顧客に体験してもらうことで、自店舗やECサイトの閲覧だけではわかりにくい、商品説明が可能になる。
また、DNPが店内のカメラやマイクなどで顧客の動きや声などをセンシングし、AIで解析したマーケティングデータを出店企業にフィードバックするメリットもある。
今回、モノの貸し借りアプリ「アリスプライム」で取り扱っている500種類を超える商品の中から、厳選された約50点を展示する。足をもみほぐし、健康な足へとサポートするフットマッサージャー「ファイテン ソラーチ バーティカル」、「TESCOM ハンド&アームケア TMS30A」などが登場する。フィットネス器具などは、一部実際に売り場で体験できる。
■店舗概要
期間:2022年7月15日~8月14日※予告なく終了となる場合あり
営業時間:10時~21時(金曜日のみ10時~22時)
店舗位置:JR上野駅構内3階 エキュート上野(改札内)
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