流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





串カツ田中/本部・店舗間コミュニケーション最適化アプリの実験開始

2022年07月05日 14:40 / IT・システム

串カツ田中ホールディングスは7月5日、インフォマートとの合弁会社であるRestartz(リスターツ)が開発した新サービス「V-Manage」の実証実験を都内の串カツ田中3店舗にて開始したと発表した。

<本部・店舗間コミュニケーションなど改善>
本部・店舗間コミュニケーションなど改善

「V-Manage」は、外食産業の生産性向上や人手不足、人件費の高騰等の課題解決を支援すべく、ITツールで業務効率化や店舗運営の省人化を支援し、店舗運営改善・DX浸透につなげることができるアプリ。飲食店の開店から閉店まで行う業務工程を可視化することで、安全かつ無駄のない店舗運営を実現する。

本部・店舗間のコミュニケーションの最適化、ルーティン業務や各種チェックの抜け漏れ防止・簡素化を可能にする。教育コストの最小化、HACCP衛生管理の記録と実施漏れ防止も支援する。

また、中小規模の外食企業も、大規模チェーンのマネジメントサービス導入が可能になる。今後、就労人口が減少する中で、より効率的に、また劣化させることなく店内サービスを提供し、生産性の向上を図ることができる。

さらに、社員教育マニュアルをアプリ内で管理できるようになることで、アルバイト・パート社員の教育体制の強化と、省人化しながら複数の飲食店管理が可能な体制を構築可能。「聞きたい情報がすぐ確認できる」「業務のリマインド」などの店長の業務負荷をアプリの活用で軽減し、「仮想マネジャー」として店舗運営をサポートするという。

6月24日より都内串カツ田中3店舗にて実証実験を開始し、7月以降は順次対象店舗を拡大して実施予定。実証実験では、店舗支援の有効性、システムの安定した稼働を検証し、2022年中の本格導入に向け準備していく。

■「V-Manage」問い合わせ先
https://v-manage.infomart.co.jp/

関連記事

IT・システム 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧