東急歌舞伎町タワー／2023年4月14日開業「EVANGELION KABUKICHO IMPACT」開催

2022年11月02日 15:35 ／店舗

東急、東急レクリエーションは11月2日、新宿歌舞伎町で開発を進めている「東急歌舞伎町タワー」を2023年4月14日に開業すると発表した。また、併設するホテルは同年5月19日に開業する。

さらに、施設コンセプトである「好きを極める」を具現化する施策第一弾として、施設の前身となる「新宿TOKYU MILANO」にゆかりがあり、国内外で根強い人気を誇る「エヴァンゲリオン」を題材にしたイベント「EVANGELION KABUKICHO IMPACT」を実施する計画も公表した。

＜開業日発表会＞

木村知郎東急新宿プロジェクト企画開発室室長兼TSTエンタテイメント代表取締役社長（写真左）は、「施設は、ホテル、劇場、映画館、ライブホール、飲食から構成する複合施設となる。今回、ナイトエンターテインメントシーンを活性化する新業態として『ZEROTOKYO』を導入する」と施設概要を解説した。

「ZEROTOKYO」は、地下1階～地下4階に展開するナイトエンターテインメント施設で、世界有数の繁華街である新宿歌舞伎町で、新たなナイトエンターテインメントの発信拠点を目指す。

コンセプトは「ENTERTAINMENT JUNCTION」。音楽、DJ、空間演出、パフォーマンスなど、あらゆるエンターテインメントコンテンツを集め、交差させることで、これまでにない新たなエンターテインメント体験を生み出し、さまざまな人の「好きを極める」場となることを目指す。また、施設は、地下2階～地下4階の3フロア5エリアで構成される国内最大級のナイトエンターテインメント施設となり、国内のみならず海外アーティストの招聘も積極的に行う予定だ。

運営はTSTエンタテイメント（東急、東急レクリエーション、ソニー・ミュージックエンタテインメントの三社からなる合弁会社）が担い、東急グループが培った施設運営のノウハウや、ソニー・ミュージックエンタテインメントの持つ多種多様なエンターテインメントコンテンツの開発および提供のノウハウを活かして、ナイトエンターテインメントシーンのさらなる活性化に貢献する。

＜EVANGELION KABUKICHO IMPACT＞

「EVANGELION KABUKICHO IMPACT」では、施設内各用途での企画や館内装飾などを実施することで、施設が「エヴァンゲリオン」一色に染まり、さまざまな角度から「好きを極める」場となることを目指す。施策は、2023年4月28日からの順次開始を予定している。2023年5月には、THEATER MILANO-Zaのこけら落とし公演として、『エヴァンゲリオン』の新たなエンターテインメント「舞台・エヴァンゲリオン Beyond」（仮）を開始する計画だ。

また、ライフスタイルホテル「HOTEL GROOVE SHINJUKU」には、期間限定で「LIFESTYLE HOTEL EVA」を展開。客室1フロアを「エヴァンゲリオン」の世界にアレンジし、幅広いファンが楽しめる空間を用意する。

さらに、「109シネマズプレミアム新宿開業記念『エヴァンゲリオン』関連映画祭」（仮）も開催する。施設の前身となる新宿ミラノ座は1997年に公開された『新世紀エヴァンゲリオン劇場版シト新生（DEATH&REBIRTH）』『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air／まごころを、君に』のメイン上映館であり、その大ヒットと社会現象により “聖地”と謳われた。2007年から公開された『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズにおいても、新宿ミラノ座の営業が終了するまでの全作品を上映した。そこで今回、その跡地に開業する109シネマズプレミアム新宿の開業記念特別企画として、『エヴァンゲリオン』シリーズや、その関連作品などを一挙上映する。

■計画概要
施設名称：東急歌舞伎町タワー
事業主体：東急、東急レクリエーション
所在地：東京都新宿区歌舞伎町一丁目29番1、同番3（地名地番）
用途ホテル、劇場、映画館、店舗、駐車場など
敷地面積：4603.74m2
建築面積：約3600m2
延床面積：約8万7400m2
階数：地上48階、地下5階、塔屋1階
高さ：約225m
設計者：久米設計・東急設計コンサルタント設計共同企業体
外装デザイン：永山祐子建築設計
企画・プロデュース：POD
施工者：清水・東急建設共同企業体
竣工：2023年1月11日（予定）
開業：2023年4月（予定）