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三陽商会/東京ミッドタウン八重洲に新業態「三陽山長 粋」

2023年03月08日 10:58 / 店舗

三陽商会は3月10日、新業態「三陽山長 粋(すい)東京ミッドタウン八重洲店」(東京都中央区)をオープンする。

<三陽山長 粋>
三陽山長 粋

品質本位を信条とした紳士靴ブランド「三陽山長」(さんようやまちょう)と、「100年コート」をはじめとするコートブランド「サンヨーコート」を展開する複合の新業態となる。

<「三陽山長」の定番品などそろう>
三陽山長

30~40代を中心とした幅広い層、都心居住者、高感度オフィスワーカー、国内外の観光客をターゲットに設定した。

「三陽山長」は直営店舗が東京、名古屋のみのため、東京出張で東京ミッドタウン八重洲を訪れるビジネスパーソンの需要などを取り込みたい考えだ。

商品構成は、日本のものづくりにこだわった両ブランドを代表する定番品に加え、「三陽山長」ではサイズが合いにくい人もジャストフィットする好みの一足をつくることができる「パターンメイド」企画を通年実施する。

靴のパターンオーダーは税込み10万2300円から。同社によると、コロナ禍でも靴のオーダーは好調に推移しており、スーツ離れといわれているが、好みの一足にこだわりたい人の需要は確実にあるという。

「サンヨーコート」においても、2013年より展開している日本製のコート「100年コート」から、一人一人に合わせた好みの1着を仕立てることができる「パーソナルオーダー」企画を通年展開する。「100年コート」の「パーソナルオーダー」企画を常設で展開するのは同店が初となる。

<サンヨーコート>
サンヨーコート

サンヨーコートの最上位モデル「100年コート 極KIWAMI」(メンズ23万1000円、ウィメンズ22万円)も取り扱う。

54年間コートを作り続けているコート専業工場「サンヨーソーイング 青森ファクトリー」で、ていねいに縫製している。素材もオーガニックコットン「アルティメイトピマ」を使用。ライニングの背中部分にはダウンパックを仕込み、防寒性をアップさせている。ダウンパック部分も、青森に構える自社ファクトリー「サンヨーソーイング」でつくられており、中身のダウン自体も青森産。生地、縫製で徹底して日本製にこだわった。

<100年コート 極KIWAMI>
100年コート 極KIWAMI

■三陽山長 粋 東京ミッドタウン八重洲店
所在地:東京都中央区八重洲二丁目2番1号 東京ミッドタウン八重洲1階
営業時間:11時~21時 ※施設に準ずる
展開ブランド:三陽山長(紳士靴)、 サンヨーコート(メンズ中心)

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