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あべのハルカス近鉄本店/春の大型改装で7億円投資、増収目標22億円

2023年04月06日 10:00 / 店舗

近鉄百貨店は4月12日、大阪市阿倍野区の「あべのハルカス近鉄本店」で、婦人くつ売場をウイング館2階からウイング館3階へと移設しリフレッシュオープンする。また、4月27日に新売場「美sion Terrace」をタワー館5階にオープンする。

新たな価値を創造する「都心型総合百貨店」への進化を目指し、ハルカス開業以来最大規模となる大型改装を段階的に実施する一環。2023年度の「あべのハルカス近鉄本店」大型改装における総投資額は約7億円で、増収目標は約22億円。

<婦人くつ売場イメージ>
婦人くつ売場イメージ

婦人くつ売場の面積は約1150m2で、約50ブランドを展開する。今回、新規ブランドとして、イタリアの「ペリーコ」、英国の「ハンター」、アウトドアの「KEEN」の3ブランドを導入する。

<婦人くつ売場のレイアウト>
婦人くつ売場のレイアウト

また、同フロアでつながるタワー館3階、婦人服・洋品雑貨売場「トレンドコート」のファッション感度の高いターゲット層を意識し、高感度なインポートシューズのブランドを強化する。さらに、人気の高まっているアウトドアを意識したインポートカジュアルを強化する。

<美sion Terraceのイメージ>
美 sion Terraceのイメージ

また、婦人服売場では昨年度からアパレルだけではなく雑貨やフードを含めた「スクランブルMD」の売場を展開しており、このたび第三弾の編集売場として「美sion Terrace」をオープンする。

売場面積は約245m2で、約25ブランドを展開。美容や健康、消費に対する意識が高い50代を中心とした「オトナ女子」をメインターゲットとし、「悩みに寄り添い理想的な自分への未来投資」や「日常生活をアップデート」といった付加価値を提案する商品を提案する。

「美」と「健康」をテーマとした飲食・健康食品、アパレル・服飾雑貨、美容・ライフスタイル、コンサルティングブースのゾーンを展開、現役医師が監修するジュースバーも併設する。

<美sion Terraceのレイアウト>
美 sion Terraceのレイアウト

今後も国内外の超広域から人が集まる売場づくりを進め、中期経営計画に掲げている「あべの・天王寺エリア『ハルカスタウン』の魅力最大化」に取り組む。

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