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中部薬品/トーホーストア3店舗を4100万円で追加取得

2024年03月19日 10:14 / 店舗

バローホールディングスは3月18日、グループの中部薬品がトーホーストアから新たにスーパーマーケット3店舗取得すると発表した。

バロー

対象店舗は西長田店、ポーアイ店、阪神大石駅店。譲り受け価額は約4100万円。

3店舗の経営成績は売上高16億4600万円、営業損失9300万円。

トーホーストアは、兵庫県神戸市にドミナントエリアを有するスーパーマーケット事業。創業以来50年以上地域に根付き、信頼のブランドを有している。

バローHDとトーホーストアは、2015年の資本業務提携以降、長年にわたって関係性を構築してきたこともあり、2023年7月には、トーホーストアが営む食品スーパー事業の一部あるいは全部の事業譲り受けについて、検討を開始していた。

バローHDはスーパーマーケット事業において、グループの調達、製造、加工機能を生かした商品を多数取りそろえ、商品力の向上や来店目的を明確にした「デスティネーション・ストア」を目指した店舗網を関西圏でも拡大している。

そのため、ドラッグストアも含めグループ事業の関西圏へのさらなる拡大への貢献に期待できると判断し、昨年10月グループ各社による、トーホーストアのスーパーマーケット事業の譲り受けを公表。12月から順次、八百鮮が魚崎南店、垂水駅前店、上沢店、ヤマタは六甲道駅前店、宝塚旭町店、中部薬品がつつじが丘店、本多聞店、舞子店、上高丸店、志染駅前店、緑ヶ丘店、大塩店、高砂店を譲り受けていた。

今回、新たに中部薬品が3店舗を3月より順次譲り受けを開始し、2025年1月末をめどに完了予定だ。計11店舗を取得することになる。

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