東京都/飯田橋駅周辺の再開発組合設立を認可、総事業費448億円

2024年08月09日 17:49 / 店舗

東京都は8月7日、都市再開発法に基づき、富士見二丁目3番地区市街地再開発組合の設立を認可した。

同地区の再開発事業の施行により、交通結節点である飯田橋駅に相応しい土地の高度利用と都市機能の更新、安全で快適な歩行者ネットワークの創出による魅力的な複合市街地の形成を図る。

<イメージパース>

計画は、地区面積約0.5ヘクタールに、延べ面積約45,000m2のA敷地、約1,200m2のB敷地で構成する。

A敷地は、地下2階、地上21階、高さ約130m、事務所、住宅、店舗、駐車場等を、B敷地には、地下2階、地上6階、高さ約33.5mで、事務所などを建設する予定だ。総事業費は約448億円となっている。

<断面図>

事業効果として、拠点駅の駅前立地に相応しい、まちとしての集客力を高める業務・商業・公共公益施設および都心居住機能等の整備により、複合機能の集積を図る。

また、歩道状空地、貫通通路、広場などを整備し、にぎわいの入り口や地域の憩いの場となるパブリックスペースを創出するとともに、駅とまちの連続性に配慮した歩行空間の創出と回遊性の向上を目指す。

さらに、小規模宅地統合による市街地の更新や区道の拡幅や無電柱化による緊急車両の通行の円滑化とともに、災害時には帰宅困難者を受入れることにより、地域防災力の向上に寄与する。

A敷地 B敷地
施設規模 延べ面積 約45,000m2(※駐車場面積を含む。) 約1,200m2
階数・高さ 地下2階、地上21階 / 約130m 地下2階、地上6階 / 約33.5m
施設用途 事務所、住宅、店舗、駐車場等 事務所等
公共施設等 区画道路4号(幅員 約4~6.5m、延長 約50m)、
広場4号(面積 約170m2)、広場5号(面積 約600m2)、
広場6号(面積 約140m2)、貫通通路2号(幅員 約4m、延長 約60m)
歩道状空地5号(幅員約2m、延長 約20m)
歩道状空地6号(幅員約4m、延長 約30m)
歩道状空地7号(幅員約4m、延長 約50m)
歩道状空地8号(幅員約2m、延長 約15m)
総事業費 約448億円

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