そごう横浜店/元日朝1万人が行列、免税売り上げ20%増

2025年01月03日 16:17 / 店舗

そごう横浜店は1月2日、元日初売り時、午前10時の時点で先行入店を含め1万人(前年比20%増)が行列したと発表した。

<元日朝1万人が行列>
元日朝1万人が行列

1日の結果は入店客数、売り上げともに前年比5%増だった。

そごう・西武は2013年から全店で元日営業を行ってきたが、スタッフや取引先の環境の変化から、西武池袋本店、西武渋谷店、そごう広島店など一部店舗では2025年元日は休業した。

そごう横浜店は周辺の年中行事として親しまれていることから、1月1日から営業。今年の初売りの特徴としては、物価高の影響で生活防衛の心理・節約志向がある一方で、実質賃金・賞与アップなどが消費の背中を押し、福袋にも消費の二極化が見られたという。

店頭・応募性の福袋約3万個を用意し、ワイシャツ、タオルセット、フライパンセットなど3000円台~5000円台の実用性が高い福袋が人気だった。一方で、キッチン雑貨などの2万円以上する福袋、アクセサリー7万円なども午前中に完売した。

また、羽毛布団福袋10万円、パールネックレス・イヤリング福袋20万円台といった高額な福袋の需要もあった。食品フロアは福袋をはじめ、和洋菓子が年賀需要で伸びている。

そごう冬市(セール)は、暖冬影響で年末までコートの動きが鈍かった分、紳士服・婦人服とも、厚手のコートなど防寒衣料が好調に推移した。免税売り上げは、前年比20%増となった。

首都圏の大手百貨店では、高島屋グループ(横浜店は「食料品Foodies’Port2」のみ2日に営業)、阪急メンズ東京は1月1日・2日休業、三越伊勢丹グループは1月1日休業だった。

そごう・西武/西武池袋本店など一部店舗で元日休業

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