ゆめアール大橋跡地/物販・クリニックなどの複合施設4/18屋上先行オープン
2025年04月09日 10:30 / 店舗
えんホールディングスは4月18日、ゆめアール大橋跡地活用事業として整備している複合施設「OHASHI HILL」(福岡市南区)の屋上広場などを先行開業する。
<外観イメージ/位置図>
「ウェルネス」「多様性」「環境」「文化芸術」をコンセプトとして、西鉄「大橋駅」前に地元住民が「居場所感」を得られる施設を生み出すことを目的に整備したもの。福岡市南区に新たな触れ合いの場が登場した。
駅を中心として、商業・業務機能などの多様な機能が集積する南部広域拠点に位置しており、鉄道とバスなどの交通結節拠点である交通広場に面する。今回は、屋上広場や駐車場などを先行して供用開始するという。
<フロア構成>
1~4階には物販テナント・調剤薬局・クリニック、5階にはオフィス、6階には「おおはしラボ」や一時保育所などのテナントを配置。87台の施設駐車場(3~5階)のほか、誰もが利用できる広場を各所に配置した。
<屋上広場(スターパーク)イメージ>
さまざまな人が集い・憩える開放的な屋上空間を用意する。インクルーシブな子ども広場整備指針を参考に設計・整備された「スターパーク」では、約1200m2の屋上広場にて、1周約50mの円形トラック、身近な公園にある遊具、水遊び空間などとともにベンチやテーブル、ベビーカー置き場なども設置。誰もが安心して過ごせるよう配慮した。
イベントや文化サークルなど、地域の活動拠点となる「おおはしラボ」は、ビジネス利用だけではなく、地域イベントや文化サークルなどでも使える多目的施設となる。地域の利用者は優先予約が可能。供用開始後も、地域と協議しながら運営改善していく。
屋上広場の各所に花や樹木を植栽するなど、緑化を推進する。今後、一時保育所、運動スクールおよびカフェがオープンする予定だ。
また、1階広場前には、シェアサイクルポート10台分を設置し、交通結節拠点の利便性向上を図る。
1階広場では、地域の子どもたちが作成した作品を発表するデジタル展覧会などに活用できるデジタルサイネージを設置。緑を身近に感じることが出来るよう、シンボルツリーを植樹し、その周りにベンチを置く。
■OHASHI HILL
所在地:福岡県福岡市南区大橋1-32(地番)
事業主:えんホールディングス
設計:BAS建築設計
施工:未来図建設
交通機関:西鉄天神大牟田線「大橋駅」東口より徒歩1分
構造・規模:鉄骨造6階建て
敷地面積:約2500m2
延床面積:約9800m2
駐車台数:87台(うちEV充電専用3台、身障者専用1台)
流通ニュースでは小売・流通業界に特化した
B2B専門のニュースを平日毎朝メール配信しています。