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三陽商会/ブランド整理は一巡、16ブランド25ラインに

2017年02月14日 18:00 / 経営

三陽商会の岩田功社長は2月14日、都内で開いた決算会見で、「ブランド整理は2017年春夏の5ブランド、秋冬に2ブランドで実施し一巡する。これからは16ブランド25ラインの体制となるが、総合アパレル企業としては、かなり少ないブランド数となる。むしろ何か新しいブランド足していく必要がある」と述べた。

<岩田社長>
岩田社長

同日発表した新経営計画「Sanyo Innovation Plan 2017」では、成長施策の一環として、新たな商品、サービス、ビジネスの開発・提供を掲げている。

衣料品を含むライフスタイル消費財市場において、服飾雑貨、生活雑貨領域に対する事業展開が不十分であったことを課題としてあげており、衣料品以外の分野の展開も検討している。

新規事業では、現在よりも20%から30%程度低い価格帯で展開する新ブランドやライフスタイル型ストア事業の展開を計画している。

雑貨専門店、20代~30代向けのブランド、ECサイト運営会社など、これまでの三陽商会にはない機能をもった会社を対象としたM&Aも検討しているという。

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