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銀座・表参道の賃料/前期比横ばい

2017年04月26日 13:50 / 経営

JLLは4月26日、東京プライムリテール市場2017年第1四半期の動向をまとめた。

4月に竣工したギンザ シックス等の大型商業施設が多くの需要を吸収していたものの、第1四半期の需要は堅調に推移した。

第1四半期の新規開業には、表参道における豪州飲食店Fratelli Paradiso、米国飲食店Umami Burger が挙げられる。

今後、銀座では、COS、Santoni、ボンポワンが開業予定。

1階賃料は安定的に推移し、銀座は前期比横ばいの月額坪当たり275,000円、表参道も前期比横ばいの月額坪当たり215,000円だった。

<2017年第1四半期 グローバル プライム リテール クロック>

賃貸市場では、堅調な出店需要と限定的な供給を背景に、賃料の上昇基調は継続するとみられるが、賃料は前回ピークに迫っていることから、上昇ペースは減速する見通し。

投資市場では、投資利回りの低下余地は限定的となっていることから、価格は主に賃料を反映して上昇する見通し。

※東京プライムリテール市場:銀座(中央通り)と表参道(表参道沿い)を対象。
※グローバル プライム リテール クロック:世界の主要都市の賃料動向を時計に見立てて“見える化”したJLL 独自の市場分析ツールで、四半期ごとに発表している。

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