東京のプライム賃料/7期連続横ばいの40万円/坪
2017年05月11日 14:35 / 経営
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CBREは5月10日、3大都市の路面店舗の市場動向レポート(2017年第1四半期)を発表した。
東京(銀座、表参道・原宿、新宿、渋谷)のプライム賃料(想定成約賃料、共益費込)は、7期連続横ばいの40万円/坪。
銀座では、ラグジュアリーブランドの需要は弱いものの、ハイストリートの好立地で賃料の下落を示唆する事例はみられない。
表参道・原宿では、東京オリンピック開催を見据えたスポーツブランドの需要が多くみられる。
新宿は、ハイストリートに需要が集中するも空室は少ないため、1つの募集物件について複数のリテーラーが競合するケースがみられ、渋谷では、駅周辺の再開発を見据えたリテーラーの需要が、駅に近い好立地に集まっている。
大阪(心斎橋、梅田)は、3期連続横ばいの30万円/坪。
心斎橋では引き続き、心斎橋筋商店街と道頓堀周辺でドラッグストアの強い需要がみられるが、中心立地以外での出店については慎重になりつつある。梅田は、路面店舗の集積が少ないため、新規開発物件に需要が集中している。
名古屋(栄)は、対前期比8.3%増の13万円/坪。ハイストリートの好立地の募集物件で、栄エリアに店舗がない幅広い業種の引き合いが集中したことが主因。
相場賃料を超える複数の申し込みの中から、テナントが内定するとみられる。
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