ファミリーマート/TVCMにストアスタッフを起用、CM投下量を2倍に
2017年06月06日 15:00 / 経営
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ファミリマートは6月5日、新マーケティング戦略を発表した。
今期の戦略として、TVCMの内容を一新、これまでの商品を中心としたCMから、加盟店スタッフが出演するCMへ内容を変更する。CM投下量は前年比で約2倍とする計画だ。
澤田貴司社長は「ファミリマートはストアスタッフの方々によって支えられている。ストアスタッフのモチベーションを上げるためにも、ストアスタッフにフォーカスしたCMを放映する。記憶に残す新CM表現を目指し、ストアスタッフを主役にしながら、ファミチキのようなSランク商品も訴求するようなCMを放映する」と語った。
6月6日から、ファミリーマートの看板商品「ファミチキ」を擬人化し、年間を通じて訴求すべき商品カテゴリーを熱くPRする新キャラクター「ファミチキ先輩」が登場する。
ファミチキがストアスタッフとなった設定で、ファミリーマートや商品についての情報発信をドラマ仕立てで伝えていく。
より商品やファミリーマートに親しみをもってもらうCMとして、新クリエイティブを活用したCMも制作した。
昨年9月に会長職を退任した「ファミマの黒幕」上田順二氏の完全引退記念商品として発売した「黒幕引き丼」(税込498円)では、弁当に使用しているファミチキや弁当の開発担当者が出演するWEB限定CMを放映している。
澤田社長は「ファミリーマートにはスタッフが約20万人いる。CMの投下量を昨年の2倍とすることで、ガンガン世の中にファミリーマートを伝えていきたい」と語った。
■ファミチキ先輩特設ページ
http://www.family.co.jp/campaign/spot/famichikisenpai.html
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