でりしゃす/熊谷店もO157による食中毒、全店で店頭告知
2017年08月23日 09:40 / 経営
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フレッシュコーポレーションは8月22日、埼玉県熊谷市の食品スーパー「でりしゃす籠原店」で発生した、腸管出血性大腸菌O157による食中毒で、所轄である埼玉県熊谷保健所から新たな情報があったと発表した。
8月22日、埼玉県熊谷保健所から、すでに腸管出血性大腸菌O157を発症していた人のうち1人が、8月8日に「でりしゃす熊谷店」で販売された「ハムいっぱいポテトサラダ」を食べていたとの連絡を受けた。
「でりしゃす熊谷店」は、店内清掃、洗浄、消毒をするため、所轄保健所とも相談の上、8月22日から営業を自粛した。
「ハムいっぱいポテトサラダ」と「リンゴいっぱいポテトサラダ」は、加工工場から仕入れたポテトサラダを、でりしゃす店舗内で加工し、販売している。
同時期に複数店舗で発生したことから、原料のポテトサラダが汚染されていた可能性も否定できないため、でりしゃす全店で、店頭告知を実施する。
8月7日~8日に、でりしゃす全店で「ポテトサラダ」を購入し、体調を崩したお客は、お客様相談窓口へ連絡して欲しいという。
この事態を厳粛に受け止め、再発防止に向けてさらに衛生管理と社内教育の徹底を図る。
現在、でりしゃす籠原店の全従業員の自社による腸内細菌検査の実施、食材の管理方法や店舗の衛生管理の見直しなど、対策を進めている。
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