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LINE/電子チケット販売で新会社設立、不正転売防止へ

2017年09月01日 17:09 / 経営

LINE、アミューズ、テイパーズは9月1日、次世代の電子チケットサービス創出を目指す共同出資による新会社LINE TICKETを設立したと発表した。

あわせて、バンダイナムコライブクリエイティブとエンジンと資本業務提携した。

LINE TICKETでは、現在のチケット流通における不正転売問題、公式リセールなどの課題を解決する。

ライブコンサートのみならず、舞台やスポーツなどあらゆるエンターテイメントライブ産業の発展に寄与する、お客にとっても最良となる次世代の電子チケットサービスとして、新サービス「LINE チケット」を提供する。

LINEチケットでは、LINEプラットフォームを活用した電子チケットサービスを展開することにより、LINE IDを活用した転売対策のほか、主催者からユーザーへ、ユーザーからユーザーへとLINE上でチケットのやり取りが可能になるなど、LINEならではの機能を活かしたサービスの提供を予定している。

チケットの健全な二次流通を実現すべく、主催者公認かつ、市場原理に即した価格設定を可能にする二次流通の仕組みの構築を検討している。サービス開始は2018年中を予定する。

LINEチケットでは、あらゆるコンテンツホルダーと関係各社と共に、オープンなサービスを構築することを目的としているという。

現在LINEは、国内における月間利用者数7000万人を超えるコミュニケーションサービスとして、多くのユーザーが利用している。LINEプラットフォームを活用することで、チケット業界における課題を解決し、アーティスト、ユーザーの双方にとってメリットのあるサービスを目指す。

公式アカウント、LINE BLOG、LINE MUSIC、LINE PayなどLINEが展開するファミリーサービスとの連携により、さらなる利便性の向上を目指す。

100%電子チケットに振り切るサービスを作ることで、今ある課題をクリアしつつ、お客様と主催者・アーティストをスムーズに繋ぐことにより、エンターテインメント業界全体にとっても最高・最良の電子チケットサービスを目指す。

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