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イオン北海道/小樽ベイシティ開発に対する188億円の債権を譲渡

経営/2017年12月04日

イオン北海道は12月4日、小樽ベイシティ開発に対する債権をルネッサンスキャピタルに譲渡する、と発表した。

両社は、特定調停手続における2008年4月1日付中間合意を行い、同社が保有する特定調停に基づく貸付債権、敷金保証金の返還請求権に関する弁済期限を当初2008年7月末日と定めた。

しかし、予定通りに入金がなされなかったため、現在は同社に対する賃料債務を相殺することで債権の回収を行っているが、未だ全額回収には至っていない。

今回、企業再生ファンドで多くの実績を有するルネッサンスキャピタルより小樽ベイシティ開発のスポンサーの申し入れがあり、事業再生を図ることを目的に同債権の買取の申し出があった。

同社は、同債権を譲渡することにより、事業再生に協力するとともに、特定調停で決定した弁済が履行され債権回収を図ることができることから、同債権を譲渡する。

債権の種類・金額は、貸付債権、敷金保証金の返還請求権188億1500万円。内訳は敷金保証金の返還請求権59億300万円、貸付債権129億1200万円。

貸付債権については、同社が同債権を買い取った際の取得価格で計上したが、回収額が取得価格を上回ったため、現時点の帳簿価額は0円となっている。

債権のうち、敷金保証金の返還請求権に対しては、回収が見込まれる金額を除き、貸倒引当金を過年度において計上している。なお、債権譲渡を行うことにより、貸倒引当金が税務上損金として認容され、当期における税負担額が約15億円軽減する見込み。

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