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UCC/70億円投資、群馬に小型PETコーヒー飲料製造の新工場

2017年12月14日 12:21 / 経営

UCC上島珈琲は12月1 日、小型PETコーヒー飲料市場への本格参入を目的に、「UCC群馬工場」(群馬県伊勢崎市)を稼働する。

<UCC群馬工場>
UCC群馬工場

小型(600ml以下)PETコーヒー飲料は、直近5年間で市場規模が1.5倍に急伸し、昨年2016年の販売量は、3020万ケースに達した。

2017年は、各飲料メーカーが新製品を投入し、市場がより一層活性化しているという。

一方、コーヒー飲料ユーザー(消費者)は、昨今のコーヒーブームを背景に、挽きたて淹れたての新鮮な香り高いレギュラーコーヒーの風味を小型PETコーヒー飲料に求める傾向にある。

同社は、このような市場及び消費者動向を背景に、約70億円を投資し、群馬県にPET飲料製品の製造工場を新設。PET飲料製品の製造において、「UCC滋賀工場」との東西2拠点体制が確立した。

コーヒー専業メーカーならではの差別化できる小型PETコーヒー飲料製品を、全国に安定的に供給できる体制が整い、同市場への本格参入を図る。

■UCC群馬工場
所在地:群馬県伊勢崎市北千木町1410-1
敷地面積:1万9466.92m2
延床面積:2万9535m2
製造品目:清涼飲料(コーヒー、紅茶、お茶など)
ライン数:1ライン(ペットボトルライン)
生産能 力:大型PET:能力550bpm、小型PET:能力720bpm
年間製造能力:約1300万ケース
従業員数:72名(12月末見込、3シフト24時間稼働)
使用水:天然水100%使用

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