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サザビーリーグ/奨学金返済支援、資格取得支援制度を導入

2017年12月15日 12:30 / 経営

サザビーリーグは12月14日、事業会社を含むサザビーリーグのグループ企業(国内12社)の社員を対象に、従業員のキャリア自律推進を強化する施策の一貫として、2018年4月より奨学金返済支援制度、資格取得支援制度を導入する、と発表した。

同社グループが掲げる「事業活動を通じて創造される繁栄と豊かさを、LEAGUEとかかわる全ての人と分かち合い、共に成長し、社会に貢献していきたい」というスピリットに基づき人材育成の領域に注力するにあたって、従業員が自らキャリアを高めていくための経済的支援施策として、この2つの制度実施が決定した。

奨学金返済支援制度は、サザビーリーグでは毎年100名程の新卒社員が入社。3年以内に入社した新卒社員を対象に調査を行った結果、4割強が在学中に奨学金を利用していた。

世の中の情勢から今後も奨学金を利用する学生は増加していくと予測される。20代の大切なキャリア創造期を自身の成長に向け、奨学金返済の経済的負担を少しでも軽減し、仕事に打ち込める環境を提供したいと考え、奨学金返済支援制度を新設する。

対象者は、2018年4月以降の新卒の新入社員のうち、在学中に貸与型の奨学金を受給していた者。

2018年3月末までに入社した社員、もしくは2018年4月以降の中途入社社員のうち貸与型の奨学金を受給していた者で、かつ一定の条件を満たす者。

補助金の支給対象となる奨学金は、日本学生支援機構奨学金および会社が認めた奨学金。

補助する金額と期間は、2018年5月を支給開始月として、最長5年間で1人あたり最大100万円(補助金は、5年均等割りで、毎月17,000円を給与に上乗せ)を支給する。

また、個々人のキャリア自律促進という観点で、自らが興味を持つ事柄を深く学び、担当する仕事への成果ならびに自身の成長につなげていく取り組みとして、自己研鑽を推奨、支援していくために教育制度の一環として資格取得支援制度を新たに設ける。

同制度は、まずは店舗で勤務する社員、契約社員を対象にスタート。

対象となる資格は、原則各人が所属する事業部門別に決定する。

支援の内容は、毎年設定する予算内で資格取得費や資格試験受験料の一部補助。費用の補助については対象となる資格によって条件が異なる。

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