イオン/ローラ アシュレイ事業を終了、国内108店を閉店
2018年02月02日 18:30 / 経営
イオンは2月2日、子会社であるローラ アシュレイジャパンが運営する事業を終了する、と発表した。
イオンは、イオングループ中期経営計画(2017年度~19年度)において、主要改革の一つにグループ事業構造の改革を掲げ、グループ企業の戦略的整理・統廃合を推進している。
ローラ アシュレイジャパンは1986年に設立され、現在日本国内108店舗、台湾12店舗、香港4店舗を展開している。今回、「ローラアシュレイ」ブランドに関するLaura Ashley Limitedとの間のライセンス契約が2018年9月17日に契約期間の満了を迎え、その時点をもって同契約を終了することを合意した。
同日をもって、「ローラ アシュレイ」事業を終了し、同社による店舗販売が終わりとなる。
今後の日本国内での「ローラ アシュレイ」事業の運営については、英国のローラ アシュレイ本社が決定する。
9月17日までに、ローラ アシュレイジャパンが運営する店舗は閉店する予定で、従業員についてはグループ各社で雇用を継続する方針だ。
近年は、婦人服販売が苦戦するなど、市場環境の変化があり、今回の決定にいたったという。
■ローラ アシュレイジャパン
本社:東京都渋谷区神宮前3-35-8 ハニービル青山2階
代表者:代表取締役社長 前川 浩司
事業内容:レディスウェアおよびホームファニシングなど、 英国ローラ アシュレイブランドの商品の小売販売
設立年月日:1986年2月19日
資本金:4億9500万円
発行株式数:8400株
株主構成:イオン72.4%、Laura Ashley Holdings Plc26.8%、その他0.8%
決算期:2月末日
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