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イズミ/西友から「ザ・モール周南店」「同姫路店」を取得

2018年02月05日 14:10 / 経営

イズミは2月2日、山口県下松市の商業施設「ザ・モール周南店」と兵庫県姫路市の商業施設「ザ・モール姫路店」の2店について、運営会社の西友から、その経営権を取得し、新たに「ゆめタウン業態」として出店すると発表した。

<ザ・モール周南>
ザ・モール周南
出典:西友ホームページ掲載写真

2月1日に譲渡契約を締結した。両店とも、7月下旬に譲受け、秋にはスーパーマーケット部分をオープンする。2018年内には、改装全館グランドオープンをする予定だ。西友は山口県から撤退する。

経営権取得により自社がめざす出店エリアへの出店が可能となるとともに、瀬戸内エリアにおけるドミナントが一段と強固なものとなると判断し、出店を決定した。

「ザ・モール周南店」は1993年に、下松市などが整備した下松タウンセンターの中核商業施設として下松市に誕生した。

その後、シネマコンプレックスMOVIX周南、ヤマダ電機も加わり、広域商圏型SC(RSC)として山口県内最大級のショッピングセンターとなった。今では地域商業の核として下松市のシンボル施設となっている。

「ザ・モール姫路店」は1994年に、ニューGMS業態の「リヴィン姫路店」を核テナントとして姫路市に誕生している。

施設運営は、自社の活性化ノウハウを活かした投資を実施し、「ゆめタウン業態」へと改修する。

そして、衣・住・食からなる当社直営ゾーンを中核に、お客のニーズにマッチした各種テナントを招聘することで、魅力ある品ぞろえを実現し店舗競争力を高める。

サービス面では、電子マネー「ゆめか」の導入による顧客利便性の向上や従業員の雇用確保と人材教育の推進につとめ、地域の商業インフラとして引き続き長く愛される店作りを実現する。

イズミグループは、ショッピングセンターやスーパーマーケット等の小売事業をコアビジネスとして、暮らしを創造し、お客が満足する売場作りと将来に渡り繁栄し続ける街づくりを目指している。

店舗展開では、中国・四国・九州を出店エリアと定め、密度の高い店舗網を形成することで、競争優位の獲得を図ってきた。

特に、瀬戸内エリアでは大型ショッピングセンター「ゆめタウン」(広島17店、山口10店、岡山7店、兵庫1店、香川3店)、食品スーパー「ゆめマート」(広島16店、山口2店、岡山2店)を展開している。

施設概要
名称:ザ・モール周南店
所在地:山口県下松市中央町21-3
敷地面積:約56,900㎡
延床面積:約77,400㎡
店舗面積:約20,500㎡
建物構造:鉄骨造地下1階地上5階建
テナント数:85
駐車台数:約2,000台

名称:ザ・モール姫路店
所在地:兵庫県姫路市神子岡前3-12-17
敷地面積:約40,800㎡
延床面積:約56,800㎡
店舗面積:約28,200㎡
建物構造:鉄骨造地下1階地上7階建
テナント数:55
駐車台数:約800台

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