セブン&アイ/1万人の社員に時差出勤導入、ワークスタイル改革
2018年02月22日 15:30 / 経営
セブン&アイ・ホールディングスは2月22日、本部勤務のフルタイム社員を対象に、始業時刻を選択制とする「スライドワーク(時差出勤)」の仕組みを導入すると発表した。
3月1日から、セブン&アイHDに勤務する約500人のフルタイム社員に導入する。
4月以降に、セブン‐イレブン・ジャパンでも、約9000人のフルタイム社員に、同様の仕組みを導入する予定だ。
これまでは、一律9時始業、17時30分終業だったが、スライドワークを採用することで、始業時間を8時、9時、10時から選択できるようにする。
勤務時間は7時間45分のままで、始業時間に合わせて、それぞれ終業時間が16時30分、17時30分、18時30分となる。
昨今では、共働き世帯の増加や、核家族化など社会環境の変化を背景として、より柔軟でフレキシブルな働き方が求められている。そうした変化に対応すべく、今回の仕組みを採用する。
個人のライフスタイルに柔軟に対応し労働意欲を高めることや、働き方にメリハリを与え業務効率化と生産性向上を実現することが、導入の主な目的という。
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