流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





味の素/組織変更、中食・外食向け「おいしさソリューション事業」拡大

2018年03月16日 10:30 / 経営

味の素は4月1日付で、組織変更を行う。

加工食品メーカー向けの天然系調味料、酵素製剤等の業務用製品(素材)事業を担当している加工用調味料部と、中食・外食業態向けの製品事業を担当している外食デリカ事業部を統合し、ソリューション&イングリディエンツ事業部を食品事業本部内に新設する。

同事業部の設立により、同社の呈味、香気、食感技術や独自素材を総合的に活用した「おいしさ設計技術」の提供と、関係会社との連携による味の素グループ一体型の顧客起点営業体制の強化を通じ、生活者のニーズに基づく顧客企業の課題解決に貢献。

加工食品メーカー、中食・外食業態向けの「おいしさソリューション事業」の拡大を図る。

新事業部が対象とする加工食品メーカー向け、中食・外食業態向けの業務用製品市場は、生活者のライフスタイルやニーズの多様化に伴う加工度や即食性の高い食品に対する需要の高まりを受け、グローバルにおいて年平均5~8%伸長している。

同事業を味の素グループ全体の持続的成長ドライバーのひとつと位置づけ、「セイボリー領域No.1」事業への成長、グローバルでの事業展開を目指す。

2025年までに、味の素グループ一体型の顧客起点営業体制の強化、呈味、香気、食感技術や素材を統合した「おいしさ設計技術」によるソリューションの提供、グローバル展開を加速する。

関連記事

経営 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧