CCC/180億円でキタムラを買収、フォトライフ提案を強化
2018年05月16日 14:30 / 経営
CCCは5月15日、子会社のCKホールディングスを通じて「カメラのキタムラ」を展開するキタムラを子会社化すると発表した。
2017年6月1日にCCCは、キタムラの株式を買い増し14.36%を保有する筆頭株主となり、役員をキタムラに派遣している。
今回は、CCCが保有がしていない全ての株式を対象に株式の公開買付けを行う。1株につき1230円で、1468万6273株を買い付ける。株式取得費用は約180億円となる。
公開買付け成立後は、キタムラは上場廃止となる予定だ。
キタムラは2004年にCCCがTポイントサービスを開始した時に、Tポイントサービスに参加し、Tポイントカードの自社発行サービスを開始した初めての企業だった。
CCCは、代官山Tサイトを出店して以来、事業ドメインである生活提案のひとつとして、フォトライフを取り入れている。
Tサイト内に「カメラのキタムラ」が出店しているなど、両社でかかわりが深くあったことから、今回の公開買付けに至った。
キタムラを子会社化することで、生活に写真を取り込んだフォトライフ提案を充実させていきたいという。
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