キユーピー/コンビニ向け弁当・総菜子会社を三菱商事に譲渡
2018年08月07日 16:30 / 経営
キユーピーは8月7日、子会社グルメデリカのコンビニエンスストア向けのお弁当、おにぎり、惣菜の製造・販売事業を新設分割し、新設会社の株式80%を三菱商事に譲渡すると発表した。
グルメデリカは、1990年設立以来、コンビニエンスストアや量販店向けの米飯や惣菜、パッケージサラダの製造・販売を行ってきた。
今後、顧客ニーズが多様化する中、付加価値の高いサービスを提供し続けるには、調達・生産・販売の一貫した経営管理が必要と考え、事業基盤の強化を検討していた。
今回、グルメデリカの主力取引先であるローソンの親会社たる三菱商事より、グルメデリカの株式取得を行いたい旨の提案があったことから、同社に譲渡をすることで同事業のさらなる強化につなげることができるとともに、キユーピーにとっては、経営資源の集約を図る。
ただし、草加工場にかかる製造・販売事業、本社の冷凍商品本部及び営業本部外販営業開発部にかかる事業は除き、事業を分割する。
会社分割の効力発生日は10月1日。
新設会社は、分割会社であるグルメデリカから、会社分割の効力発生日における事業に属する資産、負債その他の権利義務を承継。
キユーピーは2018年10月1日をもって、新設会社の株式の80%を三菱商事に譲渡する。
分割会社であるグルメデリカは、会社分割の効力発生日付で、その商号を草加デリカに変更する予定。
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