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すかいらーく/グループの回転寿司「魚屋路」で食中毒

2018年09月12日 13:35 / 経営

すかいらーくホールディングスとすかいらーくレストランツは9月7日、グループが運営する回転寿司「魚屋路」で、食中毒が発生したと発表した。

<魚屋路のホームページ>
魚屋路のホームページ

8月31日から9月2日にかけて、横浜市の「魚屋路 横浜十日市場店」と「同磯子上中里店」を利用した9組28人のお客から、食中毒の症状がみられるとの連絡を受けた。

発生原因等については、保健所指導のもと現在調査中だが、食材の社内検査を実施したところ、生ウニから腸炎ビブリオ菌が検出されたという。

7日付で、横浜市保健所から上記2店舗の営業禁止処分を受けた。

同社は9月10日付で、「魚屋路」全店一時閉店に関するお詫びとお知らせを発表している。

10日付リリースによると、グループで調査を続けていたところ、上記店舗以外にも8月31日から9月3日にかけて来店した利用客に、体調不良を感じた人が他にもいることが判明している。

そのため、食材の温度管理等の店舗オペレーションの改善、店舗の清掃・消毒等の衛生対策の再徹底、従業員の衛生管理に関する再教育等の安全対策の万全を期すため、10日に「魚屋路」全店舗で営業を自粛した。

魚屋路は、東京15店、神奈川6店、埼玉2店、山梨1店、合計15店を運営している。

全店での営業自粛に先駆け、9月4日から、社内検査で問題のあった生ウニの提供の停止と宅配・テイクアウトのサービスを停止するとともに、体調不良を感じた申し出があった店舗については順次営業を自粛していた。

10日付で、新たに埼玉県三郷市の「三郷戸ヶ崎店」、埼玉県所沢市の「新所沢店」に対して、保健所から12日までの営業停止処分を受けた。

11日付で、東京都小平市の「小平小川店」、東京都町田市の「町田木曽店」に対して、保健所から13日までの営業停止処分を受けた。

12日付で、杉並区の「下高井戸店」が14日まで、神奈川県鎌倉市の「湘南ライフタウン店」が12日からの営業停止処分を保健所から受けた。

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